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2005年2月9日の1件の記事

2005.02.09

「柿ピー中毒」2月9日

 今日のように季節外れのヌクモリに見舞われると、どうも食欲センサーに異常が発生するようだ。ここんと、1日3~40本だったタバコを仕事場の禁煙に伴い、今ではすっかり1日10本になったのはいいのだが、この異常陽気につられて、ついついやめていたはずのオヤツに手が出てしまった。

 仕事場でパソコンと睨めっこをしなきゃならんときほどオヤツは牙をむいて誘惑してくる。歩いて1分のところにコンビに2軒、24時間ストアー1軒。西中島には風俗のみならず、このようにイージィーな食の囁きもまたエグイ。で、ついに行ってしまった。買ってしまったのは柿の種と沖縄黒糖使用のかりんとうである。どちらも、摘むにはもってこいの粉々お菓子。摘んではキーボードをパチパチ、そしてまた摘む。これを実現できてしまうこれらのお菓子の形状がにくい。

 で、中でも柿の種は魔性力に富んでいる。僕の頭の中は仕事のことから、だんだんある昔日の思い出にトリップしだした。アレは確か7年前のことだっただろうか。ボクは新潟のKめだ田製菓の広告の仕事をしていて、担当の部長さんと柿の種の話で盛り上がっていた。部長さんは鼻高々にこういった。

「そりゃぁ、新潟人は米にうるさいっすよ。酒もそうだし、うちでだしてる柿の種なんかでも、そんじょそこらの米じゃないんでねぇ」
「ほほぅ、たかだか柿の種に?」
「あの小さな一粒に新潟魂がこもってるんですよ!」

 そして昨年、群馬の知人の蕎麦畑狩りを手伝うために新潟を経由することになった。あぁ、Kめだ製菓がある新潟だ、などと思いながら新潟駅をぼんやりと歩いていると、なんとどの土産物屋にも柿の種が山積みされているではないか!さらに、そっれをよく見れば殆どがKめだ製菓のものではなく、元祖なに○屋(?)と書かれた柿の種であった。
 
「おいおい、新潟で有名なのはKめだ製菓やないのぉ?」
 店のオバちゃんがニコニコ顔で応える。
「ん~ん~、元祖はこっちだよぅ。なに○屋!」
「しっかし、新潟でナニワって・・・」
「ん~ん~、元祖はこっちねぇ」

 買ってみると、これがまたKめだ製菓のとは一味違っている。比べるとやや辛さは控えめ、一つ一つが少々はじけ気味の膨らみを持っており、ねっとりとした甘みがジンワリとあって、こいつが小さくとも米のエナジーか!と体感できるもの。

 もちろん、ピーナッツの割合もKめだ製菓のものとほぼ同じ感じ。しかし、唐辛子の辛さが薄い代わりに醤油っ気が強く、バリボリやってると咽が乾くと同時に、バター的コクが欲しくなるので執拗にピーナッツの割合を多くしてしまうのだ。 よって群馬・前橋に着く頃には、バランスを失ったピーナッツ無のオ柿だけが袋の中に散らばっていた。

 恐るべし、メーカーによって違う、柿とピーのバランスセッション。

 後日、Kめだ製菓の柿の種に見るピーナッツバランスの巧みさを改めて感じた。そのサイズ、微々ットな塩気・・・。封を開けるときに中身をガシャガシャと混ぜて、1つ2つのつもりが、ピーナッツのことを考えるとつい袋ごと3~40粒を一気食いしてしまう。
 後半、とても重要視するのが、このピーナッツの残数であり、少なめだと出来るだけオ柿を、多めだとピーナッツを食べる。
 そしていよいよ終焉を迎えようとするときは、少しばかりの欠片と共に、ほぼ完璧に近い状態の一口サイズ量をザザ~ッと口中に。何がそんなに嬉しいのか、今日もまた胃がもたれては後悔と快感を行ったり来たり。
 
 ボクは美味いものを生み出す人に一言言いたい。
「全部、あんたたちが悪いんだぁ」


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