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2005年3月11日の1件の記事

2005.03.11

「インド風大衆中華」3月11日

 仕事場近くにとあるインド料理店があります。ここの店主とは僕が西中島に来る前からの古い付き合いですが、以前より、しょっちゅうスパイスの勉強会みたいなものを開いている仲です。

 で、今日、久しぶりに電話があって「今から行ってもいい?」というから「ま、おいでや」と出迎えたわけです。するとですな、「これ作ったから味見して」というので、一見餃子の皿の如し、インド料理のサモサなどを乗せる楕円形の皿に焼きそばが乗ってるじゃありませんか。

「お、いよいよやる気?」
「ソウネ。いま、ネパール人のアタラシーコックきてるよ。このヒト、中華料理ジョウズよ~」

 そうなんです。これ、インド人、いや正確にはネパール人による中華料理作戦の1アイテムなんですよ。というのも、以前からインドには大衆中華料理店が日本以上に多いという話を聞いていて、これがインドに住んでいた日本人の友達に聞いても、独特で美味い、という噂だったんです。

 で、このインド人店主とも散々インド風大衆中華の話で盛り上がっていて、インド式中華料理店を出店しろ、とかねてから僕は唆せていたのです。彼もかなりやる気になっていたのですが、そのときにねらっていた大阪北部のテナントの賃料が高すぎてそのときは断念。以降、3年ほどお蔵入りの話になっていたのでありますよ。

 そんな忘れかけていた、いい加減極まりないはずのインド式中華。それも焼きそば。これ、なかなかイケました。少しばかり、そう、チリとクミンを少しだけ入れてあるのですが、あまりにもマッチしすぎているために、日本人には気づけそうもありません。

「なんかアドバイスないか?」というので、こういう策をとりました。まずベースにはクミンのシードをつかうべし。その後、仕上がり後にチャートマサラを振るべし。で、使う油はサラダオイルをやめ、もっと控えた上、キーマオイルをつかうべし、と。

 彼は喜んで帰っていきました。
 近いうちに夜のメニューにするといってます。僕はインド風中華フルコースも作れといいました。彼も自慢しました。
「ネパール人のコック、やきめし、エビチリ風のパニールフライもジョウズね」

 彼らは特大大陸のど真ん中の人種。日本のように細かい感性はありません。だから入れるスパイスは、決まってクミンとチリばかり。
「あかん、あかん、日本人には、あたかもスパイスやというものを入れなアカンでぇ」

 それ以外、アドバイスしたスパイス術は商売の迷惑になっても駄目なので、ここに公表するのはやめておきましょう。

 とにかく、とにかく。僕はその直前にカレーの師匠とも言えるタンダーパニーというインドカレーの店で、チキンカレーの大盛りを食ったばかりで腹一杯だったのですが、インドのダチによるインド式焼きそばで、とうとうタヌキのような腹になってしまいました。

アカン、やっぱり痩せるのはムツカシイね!

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