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2006年9月22日の1件の記事

2006.09.22

「西中島ロック」9月22日

ついに行きました。西中島のロックバー「70's」。
この店の存在を知ったのは、昨年(?)のこと。(最近、時の早さの感覚がおかしくなっている)

「男のロック酒場」なるタイトルの本(日経BP社)の制作にかかわったときのだが、その中でこの店が掲載されていたのである。取材店リサーチの段階で、ディレクターのマリオ木村氏からも「大阪に面白いロックバーを知らない?」と聞かれたが、最近の音楽酒場事情を殆ど知らない僕は古い店名をアップするので精一杯だった。

結局僕は、取材される店のページの合間に、男のロック創作料理のレシピを担当させていただくことになり、取材班からは戦力外通告をうける。料理の制作にはお家芸ともいうべき、全品スパイスを使い、男っぽく攻撃性をもちつつも繊細、かつ奇想天外な物をいくつか考案(と自分だけでそう思っている)。フレキシブルなマインドで挑むことができのだが、それでもずっと心の裏側あたりに、大阪のロック酒場事情はどうなっとんねん、と気になりまくっていたのだ。

で、本が出来上がって、早々に自分のページではなく、大阪のロック酒場のコーナーを開く。
するとなんと驚いたことに、我がアジトの6軒先にあるではないか、バター、いやイチゴ、いやいやロッケンロールなバーが。しかもそのビルの1階は、超有名なミュージシャンたちから大阪の隠れ家として愛されている焼肉の「朋苑」がある。ここへはすでに何度か顔を出している。そうか、そうだったのか、あの2階が6軒ロール・・・

数日前、東京からのバンド、いや編集チームメンバーのデザイナー君を誘ってロール・イン。
店内は5坪もないほどのこじんまり具合でまっすぐのカウンター一本と、スタンディングトールのテーブルが2台ほど。酒はさほど多く揃っているわけでもなく、店全体がこざっぱりとした普通のショットバーだったのが意外である。

が、よく見ればバックカウンターにはバーボンが真ん中に置かれてあって、BGMはなかなかデカめのハードタイプなものが流れていた。店の人は主風の片が一人。白いブラウス姿で眼鏡をかけた刈上げ君である。が、「ロック酒場」の本の話題を投げかけるとどんどんでてくるロックの話。

ジューダスプリーストやヴァンへイレンあたりの話をしながら、いつのまにかBGMをレッドツェッペリンに換えてくれている。アルバムを聞き終わる頃にはボリュームも徐々に上がって、ジミヘンやマイケルシェンカーの話題に流れていくとスティービーレーボーンのビデオが回りだした。おまけに普段は飲まない僕も、ジムビームハイボールが3杯目に達し、久しぶりにふんわりと夢の中をさまよいだす。あ~きもヂええなぁ~~~。

デザイナー君にいたっては、ついこの間まで足立区のコテコテロッカーたちとバンドを組み、昨今は吉祥寺のライブバーで月一回のセッションイベントに参加しているとかで、ついでに徹夜明けの来阪ということもあって店主と何かとトランス気味な盛り上がりを見せている。BGMに負けないほどの声を張り上げながら、彼はテキーラをくいくい。

この店が入る細長いビルの周辺は、夜になると、バルト三国的金髪プチプチねーちゃんと、交差点の向うからも香水の匂いを漂わせる水ネーちゃん、その間をタクシーと仕事帰りのサラリーmanがスラロームする淫乱ストリートである。その隙間で刈上げの白ブラウスの店主が、「いやぁ、最近は飲酒運転も問題になってますから郊外あたりの酒場は大変でしょうね」などと腕を組んだりグラスを洗ったりしながらの極普通のショットバーのなりをしておいて、実のところひっそりこっそりとレーボーンやツェッペリンのビデオをガンガンに鳴らしてしまうようなノリなのである。

ふむ、やっぱりロックだな。面白い、これでまたひとつ西中島に隠れ家が増えた。隠れながら通える店が増えていくと、いつかは隠れられなくなるんだろうな。まぁいいか、ごっつぁん!

Rocksakaba

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