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2008年4月13日の2件の記事

2008.04.13

箕面THALI最後の1杯

箕面アジトに越してきたのは昨年の2月17日。
1_2

よ~し!ここで新たなる挑戦だぁ!と思い、タオル倉庫だったテナントと無い知恵を絞って何度も格闘。それまでの事務所100%だった西中島とは違い、ここでは20%スパイスラボなどと前例のないことで、周囲が唖然とする中をたんたんと具現化に励みました。2

色んな方々の協力を経てなんとか無事に完成。世にも奇妙なキッチン&オフィスは出来上がり、平日は取材や執筆で東奔西走とアジトごもりの繰り返し。Clubthali1_2

どれだけ忙しくても土曜の夜には仕込みに入り、日曜は朝から仕上げてお昼にはお客さんを迎える。忙しいときなら夜の11時頃に暖簾を下ろすという日々でした。とても楽しかったし、遣り甲斐もあったし、何よりも自信を取り戻すことが出来ました。

Photo_3Thalikids1今の自分からは見えないほども遠い、そう、虚像と呼ばれても、その気になってやれば絶対に出来るということ。そして忘れはしなくても体内の奥深くにしまいこんでしまっていたスパイス料理への意欲と記憶を呼び戻すことも。どうも多忙と喧騒というものは現状中毒をおこすようで、やはり大事なのは夢見力と突破力かと痛感する次第。

Photo_4 おかげでまた数え切れないほどのレシピが誕生しましたし、スパイス料理そのものの革新と増強、また幾度もの改心や再発見もあり、その収穫はより濃厚で末広なものだったことは間違いありません。

ただし、全力を尽くしたといっても、いくらかの越えがたい壁もありました。すでにお伝えしている通りの劣悪な環境。本業である著述業だけの悪影響ならまだしも、飲食業の面から考えても日曜日以外は成り立つ環境とはとても思えません。元々大家さんには2年の約束をしていましたが、それはなんとか飲食業らしくなるまでの準備期間としてみなしていた時間でした。が、ここで予定より1年早い今年(4月末まで)に移転を決断。すでに床のペンキにまで濃厚な足跡がしみこんでおりますが、ここは腹を決めて今日をもって成仏させる所存です。070225_224701

始まりと等しく、去るときも一人で葬るべし、というのが幾度も店を作ってきた小生如きの自論です。今こうしてブログを書いている間にも、どこからかお客さんが問い合わせに来てくれました。「次はどこへ行くの?どうかこの辺でやってね。私が通えるところ。お願いね」とその女性はペットを連れていた。日曜とはいえ夕方になると異様なまでに交通量が増えるアジト前の路地。扉をあけたままの立ち話なので、エンジンをうならせながら通り過ぎる車の音にかき消されまいと僕は声を絞りだす。

「本当にごめんなさい!いまいくつかの候補はあるんですが、箕面でやるかどうかは・・・。でも、もし遠くなってもぜひいらしてください!お伝えする方法がHPしかないのですが、どこかでまた見てやってもらえますか!?」

女性は微笑みながらゆっくりと背を向けて去っていく。その後姿を見て僕は思わず胸がこみあげてしまいました。ゴメンナサイ。そしてアリガトウ。必ずや近いうち新アジトを、いや今度こそ胸をはって店といえるものを作りたいと思います。ただ、そうなるといよいよ僕一人だけでは成し得ない部分も出てくることでしょう。色んな方々からのご協力、また仲間であれスタッフであれ、とにかく共に歩くメンバーが不可欠かと予感しております。どなたか一緒にアホなことをやりたいという方がもしもいらっしゃいましたら、ぜひ声を聞かせてください。

もう一度いわせてください。club-THALIを愛していただいた皆さん、本当に有難うございました。そしてもうしばらくの間お待ちください。(ブログはこれからもこのまんま続けま~す)

【本日最終便Thali】  鳥ミンチカレー、ビーフの素カレー、イエロームングとクレソンのお粥、カロンジーポテトとカテージチーズのチャパティロール、大根の沢庵風、クミンライス、クルフィもどきアイスクリーム。全部込み込みで1000円。でした。

そして最後の一杯Photo_8 はどかっと盛って自分のために。Photo_6

 

うどん3連荘

Photo

午前11時には行列必至となり、早いと昼過ぎで売り切れる!?で、その段階で打ち切り。どんだけ遠くから来ていようがそんなの関係ない。自分の家の一角を改造して店内は厨房と10席にも満たない客席。だからみんな外のベンチで、溢れたら立ったまま食ってます。スゴイ!

Photo_3

次はタライにはいったうどん。ぎょぎょっと思うけど実はこれで小サイズ。6玉。殆どの男性はハーフ(3.5玉)を食うそうな。卓上にはツユと猪口とおろし金に載ったしょうが。コレはすべて客が手前仕事。豪快でシンプルとはこのことだ。

Photo

3枚目は恐るべしビニールハウスのうどん屋さん。本業は花屋だとか。しかし最近は殆どがうどん業と店主。ビニールの建物が3連続き、一番奥が厨房+客席。な~んも金かかってない。でもコレでもちゃんと保健所の許可を取得しているところがまたスゴイ!!

その気になればなんでもできるんだな~。ほんと讃岐からは美味しさと平和、そして勇気をいただきました。

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