「この募金がどう使われるかは知りません」
みなさんは募金とかしてますか?
僕は普段「送ろう」と思ったその日に最寄の〒局へ行って送ります。〒局へ行く理由は必ずフェイス・トウ・フェイスで手渡せるからです。額はその日の財布次第。いくらあるか知らないけれど札のすべてを送ります。自分でも知らないその財布の中身を双方が手にすることで、その思いをバトンリレーしてもらいたいという感覚です。
今まで募金してきたのは三重や香川の水害、新潟や能登の地震、他諸々と国内ばかり。今回は初めての海外募金です。国内外でなにか違いがあるのかわかりませんが、とにかく整理券を取って順番を待つ。そして10分後いよいよ窓口へ。
「地震があった四川へ募金を送りたいのですが」
「あ、はい。どこへ?」とモタッと太った顔色のちょい悪めのオバハン。
「いやだから四川や言うてるやん」
「どちらから送るか言ってもらわないと・・・」
「そんなこと知るか。いつもは何かしら宛先が張り出されてるやん。今回はフライヤーとかお知らせとかないの?」
「ええ。こちらではわかるのはユニセフと赤十字の2箇所だけ」
「・・・・・それはどちらがどうなわけ?なんか金の使い方が違うの?」
「募金がどう使われるかは知りません」
「どうやったらわかんねん?」
「インターネットで見てください」
「今ここにパソコンあるわけないやんか。あんた知らんの?」
「ええ、インターネット見てください」
「もうええわ。ユニセフからお願いします」
そう言って僕は財布の中身を数えることなく手渡しました。するとオバハンは金を手にしているにもかかわらず額を数えることもなく「ここにいくらか書いてください」と書類に指をさすだけで目もあわせない。
僕は乗り出すようにして一度渡したお金を再度手につかみピロロ。18000円ありました。
このクソ〒局へ向かうために、本日はわざわざチャリンコで遠回り。実に気分の悪い募金でした。
ちなみにユニセフ、今調べましたら「特に子供たちの命を守るために・・・・テント、毛布・・・・今後48時間以内に被災地に・・・・医薬品、保健用品、浄水剤・・・・準備が整い次第・・・・」。
さらに収支報告(2006年度)では「82%ユニセフ本部・・・10%事業費・・・管理費と緊急支援等の積立が各2%・・・繰越差額4%」
〒以外に、クレジットカード、コンビニ、オンラインでも可能とのことです。