焼肉男・元喜＠吹田

目の前にはま～るい七輪。そしてターミネーターの玄関口みたいな溶鉱炉の窓をがばっとあけます。で、酸素をばんばん送り込み、絶妙にイコルその炭を太陽のように燃え盛らせるのです。

おおぅぅぅ、もっと燃えろ、もっと、もっとだぁ！

そして三白眼になった僕は、ついに言葉を失い、あぐぅ、がるぅ、などと荒野を流離うライオンに変貌していきます。

昔は生ビールが先でした。そしてホルモンへ移行し、あるときからナムルとかキムチとかになりました。そして「元喜」はご飯も美味しいので、クライマックスは、赤・黄・白の３ハッピーカラーとなります。

最終的にはライオンがパレードにでているような感覚になります。口の周りを脂でぎっとぎとにさせながら、めでたく華やかな気分に浸ります。

幸せでお腹一杯になれば、爪は縮まり、目は垂れて、元の人間に帰ってきます。

それではまた。