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2010年12月18日の1件の記事

2010.12.18

忘年会たけなわ。(長文です)

皆々様、今年はいろいろとお世話になりありがとうございました。(ってまだ2週間ほど残ってるけど)

忘年会に参加してますか?それともこじんまりですか?普段どおりですか?

僕はその・・・・・、ええ、何から言おうかと悩んでしまいますが、ひとつ酒の肴のような話を。

この方、昔からおっちょこちょいというか勘違いというか、東京風に言えばとにかくとっちらかってるというか。。。

松阪Thali時代の話です。

いつも一人で来るめちゃんこ美人の常連客さんがいて、店をたたむことが決まっていたあるときにその人が来店したんですが、生憎「すんません!ランチ売切れました。あ、それと実はお店を閉めることになりまして・・・」って伝えたら、”え~そうなんですか・・・”ってものすごく寂しそうな顔をして足早に出て行ったんです。

で、僕は夜の仕込に戻ろうとするんですけど、隣には洗い物をする若い女性スタッフがいまして、ふとそいつを見た瞬間にこう頭によぎったんです。「ははぁ、ひょっとしてあの美人さん、本当は俺としゃべりたかったのに、こいつがおるから気を悪くして、それで足早に帰っていったんや」と。

そう思ったら僕はすぐに体が動いてしまうタチですから、包丁をおいてタオルをもって手を拭きながら電光石火のごとく店の外へ飛び出したんです。そして向かいのホテルの駐車場や道路なんかを探しまくりました。でも彼女の車はどこにもなくて「あ~ぁ、怒って帰ってしもたわ。悪いことしたな~」ととても残念な想いで。

5分ほども探したでしょうか。うなだれたまま僕が店に戻ると、洗い物を終えていたスタッフの女の子が片足体重で立ったまま雑誌なんかをぺらぺらとめくりながら、こちらを斜めに覗き込み「・・・ケンさん、突然出て行ってどうしたん?なんかあったん?」と聞くんです。

そして僕はそのすべての斜め具合にカチ~ンときてしまい「さっきのネーちゃん、○○ちゃんがおるもんやからヤキモチ焼いて帰ってしもたやろが!」と、つい声を張り上げてしまったのです。

すると彼女は目がまん丸になって「はぁ???ケンさん、頭ダイジョウブ? どこの誰がケンさんに惚れてるってわけ!?お腹空いてるからどっかほかの店いったんやわ。ひょっとして店に来る女の人のすべてにそんなこと思ってるんとちゃうやろな!???」って、そりゃもうバケツで冷水をかけるような感じで。

そうとちゃうのか・・・?と僕が消沈すると「違うに決まってるやん。ほんま前から思ってたけどつくづく幸せな脳回路やなぁ・・・」とそんな有様です。

そしてつい先日のことです。

とある忘年会に参加するために街へでかけたんですが、知人と電話で話しながらその見知らぬ会場近くを通ったとき、ふと横を見るとガラスの向こうですでに宴会が始まりかけていたので、「あ、ごめん!また電話するわ」といって電話を切り、よく見ると大きな会場でどこにも入口が見当たらず、慌てふためきだーっと走ってようやく入り口を見つけ、極寒のクセに額に汗をたらしながら「遅れてスンマセーン!」。上着を脱いでかばんを下ろし、3分ほど前のステージで誰かの話に耳を傾けまして。

「みんな、今年はよく頑張ってくれました。おかげさまです。それでは各自お酒を手にお持ちいただき・・・・!」となったので、僕も目の前のテーブルにおいてあるビールを手に取り、「カンパ~イ!」と大声で叫び、立食スタイルなのでそのテーブルにいた7,8名の人全員とグラスを当てて「大変お世話になります!おつかれさまです!」と最高の笑顔で杯を交わし。

で、グラスをテーブルにおいて、会場にいた100名ほど全員が拍手をするので僕も「いえ~~~い!」なんて雄たけびをあげて頭の上で拍手拍手。そしてテーブルにいる方々と目を見合わせ、なんか変かも、と思ったわけです。というのも30~40歳台となんだか若くて、スーツもぴっちりと着込んでいるわけですよ。

あれ、あの会社(このたび主宰をしてくださった会社)って、こんなに若い男性社員がいたんだろうか。いや、きっと取引先かなんかだろう。そんな風に自己完結し、僕は胸を張って「ええ、カワムラと申します」とご挨拶。

「へ~どちらの?」というから「ええ、ライターであり料理研究家でして、特にスパイスが・・・」なんて返しつつ、隣で話してる3人の会話を聞けば、「今年の○○商事の見本市は大成功だったな」とか「○○課長がうるさくてしょうがないよ~」とか、なんとこれは完全に場違いだということをそのときに悟ったのであります。ええ、そうなんです。僕はまったく関係のないどこかの会社の忘年会に舞い込んでしまったのです。

僕の体温は完全に奪われ、先までの汗が今度は冷や汗に変わり、挨拶をしてしまった目の前の男性陣を前にとっさにでた言葉が「あ、しもた!また電話ですわ、すんませんちょっと失礼!」と、かかりもしてない電話を手に持って、入ってきたエントランスをゲットアウトしたのでした。なんちゃってケータイをしながら、恐る恐る振り返ると先までの男性陣がちらちらとこちらを見てるではありませんか。

あ、こりゃヤバイと思い、僕は夜空を見上げながら何気なく遠ざかり、そして真っ暗闇に同化した瞬間ダッシュしたという有様です。

よ~くみますと、僕が行くべき会場はその反対側の入口のようでして、これがまた暗いもんだからわかりにくいのなんの!(照度の責任に!!!)

と、まぁ年の暮れになってこのような状況でして、年々早とちりの深度が増す僕ですが、懲りずに来年もとっちらかったまま歩き続けることは間違いないと思われます。どうぞよろしくお付き合いくださいませ!

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