Recommended book

  • 『絶対おいしいスパイスレシピ』出版社サイト☆送料無料!
  • 『絶対おいしいスパイスレシピ』Amazon
  • 『山海の宿ごはん』(全編カワムラ取材)2005年あまから手帖ムック
  • 『カレー全書』(柴田書店)*送料無料!

カテゴリー

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« 2010年12月29日 | トップページ | 2011年1月1日 »

2010年12月30日の1件の記事

2010.12.30

浪花の下町忘年会(また長めっす)

昨日、スパイスジャーナルのYOGA撮影があったのですが、その先生ん家のミニ忘年会におよばれしてきました。

大阪南部の阿倍野区。阿倍野とは陰陽師の晴明神社や熊野街道の要所、2014年に完成予定?の日本最大と言われる近鉄百貨店本店など、新旧の歴史がぎっしりと詰まった街です。

その片隅に先生のお宅はあります。現在は綺麗に改装していますけど、ついこの間までは漫画「じゃりんこちえ」が住んでいそうな感じの佇まいでなんとも浪花風情(なにもかもが下町)が溢れているお宅だったんです。

夕方、買出しに駒川中野商店街へ。これがまたごっつい賑やかで驚きます。あれはいったたい何百メートルあるんですかね。魚屋、鳥屋、肉屋、古びた暖簾が揺れる渋い食堂、八百屋、漬物屋、菓子屋・・・・・。そしてなぜか靴屋、履物屋、服屋が多い。

少し散歩をして再びお宅へ戻り、1時間後に鍋が出来上がりました。で、最初は、新婚旅行から帰国したばかりの先生の姪夫妻と共にみんなでわいわい。その後10時を回ってから80歳になるお母さんが帰宅されて、この方がまた元気で食欲旺盛。

で、殆ど同じ頃に今度は姪のお母さんが来られて、母子は延々ボンジュールなどとカンタンなフランス語をひたすら連発しながら二つあった鍋が殆ど完了。が、今度はどこの誰かわからない若い兄ちゃんが現れてお茶をすすりだす。

聞けば商店街で店をやってるお兄ちゃんで、「今日はモチつき大会で大盛り上がりだった」とか「駒川中野に負けないくらいの元気な商店街になってほしい」とか、初対面の僕と深いいイ話をして。

やがて姪たちの新婚旅行先フランスのディズニーランドの話、また教会でのクリスマスゴスペルライブのビデオなどを鑑賞し、仕上げはお土産のチーズをもぐもぐと食べながらそりゃ大盛り上がり。

そして気がつけば夜11時半。「あ、こんな時間やわ。私はお先に!ごちそうさ~ん」といって姪のお母さんはそそくさと帰って行き、商店街の兄ちゃんも「それでは僕も」。なんとも引き際はあとくされがないんです。

この後、僕もすぐにバイクにのって帰路につきました。

ヘルメットの中を今日あったいろんな話題が駆け巡ります。

近所の二つの寄席のうち、一方は有名な落語家がでるのにまったく面白くないとか。すぐ裏にある老舗の小さな寿司屋には、むかし蒸し寿司なるものがあって、それを肴に近所の酒飲み親父たちがたむろしていたとか。最近商店街にやってきた不動産屋さんはとてもいい人だとか。今日もどこそこの管理人は3軒の飲み屋をはしごしていたとか。飛行機は嫌いだから海外旅行に行けないとか。新年会はカワムラがスパイス料理をしろとか。こんどスパイスジャーナルの読者を集めてヨーガと料理のイベントをやれか。。。。。。。。。。。。

先生のお宅には普段からこうやって誰かがやってきてはご飯食べたりお茶のんだりしてるのだそうです。すごいな~。

実に濃厚な人々との触れ合いがそこにはありました。みなさんは異口同音に窮屈だというけれど、現実的にはそういう付き合いをしているわけで、結局はその不便で非合理な人との触れ合いを選んでいるわけです。

みなさん本当に屈託がなかった。僕も久しぶりに松阪THALI時代を思い出しました。あの時の僕も生活の基本は不特定多数の人々との触れ合いにありました。形としては見えないけど、確実にそこには大阪らしさとか松阪らしさというその街のオリジナリティが感じられます。同時にそこにいる人間らしさも。

年の瀬にとても幸せな食卓を囲むことができました。ごっつあんです!

« 2010年12月29日 | トップページ | 2011年1月1日 »

club THALI Twitter

  • club THALI Twitter

club THALI

フォト

カワムラケンジのプロフィール

Spice Journal(カワムラケンジ) Facebook