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2011年2月27日の1件の記事

2011.02.27

インド人よ、がんばろう!

先日、数年ぶりにとても不味いインド料理を食いました。

僕は子供の頃からとにかくウマがり(どんな状況であれ、ほとんどのものを美味しく食べることができてしまう性質を表わした造語)で、滅多と不味い不幸(うまい不幸はいっぱいありますが)に遭遇することはありません。ま、せいぜい3~4年に一度くらいかな。

と、そのオリンピック的な不味さとこの前出会ってしまった( ̄○ ̄;)!

結論から言うと、全部古過ぎるんでしょうね。味の隅から隅までヘコタレまくってるんです。せっかくの油までも凹んでる。これは過労といえばいいのでしょうか、劣化といえばいいのかな。とにかく古い。でも腐ってはいない。

さらに何度も上塗りをした形跡があるのです!(・oノ)ノ

つまりそれは、チキンなら焼いて残ってまた塗って、を繰り返しすぎ。多くのインド料理店ではタンドリーチキンなどは一度下焼きをしておいて、注文が入ったら仕上げ焼きを行います。で、もしも残ればそのまま保存して、翌日のランチなで消化するのですが、暇であればあるほどこれが渋滞していくわけです。

それが酷くなると、古いとやはり不味くなるわけで、それを防ぐかのように一度バターなんぞを塗って照り代わりに重ね焼く。2~3日スパンの2回くらいなら、まったりフレイバーも出てくるのでそれなりの効果はありますが、これが度を越してしまうと、ただひたすらくどくなります。そして柔らかという名のマジック、つまりたんぱく質の完全なる崩壊が始まる。

おまけにニンニクは業務用のペーストを使いますので(これが悪いわけではない!)、ちょっと匂いがきつすぎるというか、違和感がありすぎるというか。そう話すと「いやいや、日本人はパンチあるのが好きからネ~」なんて言い返してくる。

辛味、塩からみ、濃厚なうまみ、まろやかさ。ここまでならまだ100歩譲れますが、劣化のパンチは不要だ~!やはり「パンチ」なんて言葉は流行らないほうがよかったのではないかとつくづくそう思う今日この頃。

僕は相手がインド人の場合は特に包み隠さずほんまのことを言います。しかも知人の兄弟だということがわかったのでなおのこと。でも今回は全部言い切れなかった。3割くらい伝えたところで疲れてしまったのです。おもろい話をしないと体が持たない(´・ω・`)

いろいろ理由はあります、もちろん。よくわかります。痛いほど。でも、そこで踏ん張れるのが日本人の凄いところ。全員じゃないけど彼らは良くも悪くも手を抜く方向に向かうことが多い。

インド人の何があってもヘコタレ知らずの生き様には学ぶものがありますが、味など精細な分野への真摯な姿勢などは日本人から学ぶべきことがあるのではないかと思います。

昨日も輸入商を営むインド人とこんな話になりました。「もう日本で働く価値を見出せない。インド人はどんどん帰国している。残るは日本を愛している者か都合で住んでいる者だけ」。それは僕も肌で感じます。

今、店を経営していない僕が言うのもおこがましいですが、みんな~頑張りましょい!

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