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2014.11.07

再び惑い、天命を悟れず。

49歳にして人生の岐路に立つ。いや、正確には今なお岐路の連続か。

思えばこの5年間は毎秒毎秒が先の見えない決断の連続だった。

先が見えないというのは常に未体験ゾーンという意味で、言わば賭けの連続だ。

先月、僕が生み出し育てて来たスパイスジャーナルを休刊する旨を周囲にお伝えした。次号vol.17(2015年1月末発行予定)でちょうど5年が満了する。キリがいいと言えばそうだ。

どこかの偉人の格言で「四十にして惑わず。五十にして天命を知る」なんてのがあるようだけど僕には関係がなさそうだ。

恥ずかしながら今なお青春である。

ただ、出版業界の闇と病みを見て悟った、といえば天命を知ったのとちょっと似ているのかもしれない。

それは言葉では言い表し難い世界なので今回は避ける。

とにかく先行きが不安というか新たな道の模索に必死の毎日である。こんな僕でも守らなければならないものがあるので。

料理ができるんだから店をやればいい、などと簡単に言う人もいるが、そういう人は店と言うものは縁であるということを知らない。

また料理界は封建社会でありつつも仕事先や開業話がついてまわっているように思う人もいるようだが、そういうのは僕にとっては無縁の話。自分の師匠はすでに店を閉業していて今は鉄道の清掃員に転職している。

で、当の師匠と今夏3年ぶりくらいにあったのだが、僕に「もうそんな不安定な仕事をしていないで早くどこかに就職しろ。いいぞ、給料をもらうと言うのは。仕事は取りに行かなくてもいいし、たまに旅行にも連れて行ってくれるんやでぇ」などという有様。

その気持ちは痛いほどよくわかる。数だけで言えば僕は自他の経営を問わず飲食店をいくつも作ってきたし、今回の本作りも入れて師匠の何倍も勝負してきた。

しかし、ここにきて僕もいよいよ疲れと言うものを感じ出したのかもしれない。頑張るのもいいけど、これからはもうちょっとゆったりと、楽しみを味わいながら働くことができればなぁと思うようになってきた。いや、今までもそれはあったつもりだが、とにかく責任が津波のように押し寄せるのであった。

現在は将来のことを気にしつつも次号の企画を思案中ですでにいつものように追われつつある。資金は相変わらず不足しているし日常業務も山積みだ。

昨日もお世話になってきた人たちから数々の惜しむ声が届いた。

中には、どうしたら存続できるのかを真剣に考えてくれる者もいる。またイベントのオファーをしてくれるクライアントもいる。さらに今なお本の取扱いをしたいと言ってくださるお店も。

曖昧な打診や様子伺いではなく、ちゃんとした企画だったり明確な話が続いている。

とても有難いし、これほどにスパイスジャーナルや自分が支持されていたのかと、ここ数日は特に強く感じる。

このような声援をいただけることで、どんなにつらくても前を向いていられる。これが5年間に及ぶ冒険の成果なのかもしれない。

不況のせいにしている暇はない。とにかくなんであれ僕は元気に生きていなければならない。それが応援してくださる方々へできる最大の行動だと信じている。さて、なんとしてでも、またまた新たな道を切り開かなければ。

目下、僕は七転び八起きの真っ只中だ。

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