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2014.11.26

『食べているのは生き物だ』という本

生れて初めて自分以外の方が書いた本のことを書きます。

ええ、今まで一度も、読んだ本のことをちゃんと書いたことがありません。小学生時代の読書感想文も兄貴のを書き写したり、誰かのをまとめたりしていたくらい、僕は生粋の読書嫌い。

物書きなのに、自分でも変わってるなと思います。

だのに今回なぜ書こうかと思ったかというと、僕は年々本が好きになっているということです(笑)!はい、50歳を目前にしてこの程度の教養なのであります。

というか、やっぱり面白かったのです、森枝卓士さん著『食べているのは生き物だ』が。

僕はかつて時事問題となっていたクローンとかけて、松阪の屠殺直前の牛について幾つかの編集部に企画を出したことがあります。

肥大し、立てなくなり、虚ろな目でこちらを見つめる牛たち。牛小屋の世話役の方は、「本当はダメなんだけど名前をつけてしまうんやわ。ワシだけが呼ぶ名前やに」

一頭ずつを遮る柱の上には、護符か供養かの紙が何度も貼っては剥がした跡がありました。

企画を出したのは、人々を怖がらせたいとか、もちろん自戒を誘うためではありません。

食べる=生き物を殺す。

という隠された当たり前を、いまの日本人は隠さずに観る必要性があるとなぜかそう強く感じたからです。

ま、結局このネタは教育問題にも複雑にからみあう可能性があるということでボツになりましたが。

この本を読んでみて、あの時のことを思い出すと同時に、牛にとどまらず、あれはどうなのか、ではこれは?と視野がどんどんと広くなり、挙げ句の果てには、そもそも生き物ってなんだ? いやいや自分が生きるということはどういうことなの??とエスカレートしていくのでした。

これ、一見は子供向けの本なのですが、筆舌に尽くし難い事柄を、たった一言の言葉と生々しい写真から見事に表現されています。

頭が固くなった大人こそ観るべき一冊かと、特に食に関わる職業の人にはぜひオススメします。

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