Recommended book

  • 『絶対おいしいスパイスレシピ』出版社サイト☆送料無料!
  • 『絶対おいしいスパイスレシピ』Amazon
  • 『山海の宿ごはん』(全編カワムラ取材)2005年あまから手帖ムック
  • 『カレー全書』(柴田書店)*送料無料!

カテゴリー

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 8月~9月の予定! | トップページ | 肉とかかわった職歴(趣味はのぞく) »

2015.09.03

スパジャー人気コーナー「スパイスドローイング」の宮川アキラさん

Spice Journal (スパイスジャーナル)でずっと「スパイスドローイング」(物凄く個性的なイラストで持ってしてレシピを書き上げる性癖の持ち主なので、写真ナシの、ドローイングにて料理を表現するコーナーを僕が考えました)を担当していたMiyakawa Akira さんのブログ が立ち上がりました。

やっぱり最饗*1に深粋*2でオリジナリティあふれる表現をされてます。面白すぎる、アキラさんは。
(カワムラ造語=*1は迷いのない料理観と調理力。*2は理屈や形を越えた魅力)

この方とは出会ってからもう20年ほどになるでしょうか。僕にとっては中華時代のチーフに続く、料理の先生といえる人で、先輩としても友としても数少ない信頼のできる人です。

実は三重県松阪の小さなインド料理店『THALI』開業についてはアキラさんの尽力あってのものでした。

「ケンチャンが決めたことだから」といって無償で東京からわざわざやってきれてくれて。猛暑の最中、何日も泊り込み、二人して汗だくになってトンテンカーンと店造り。
あのときに食べた鰻は格別のおいしさでした。

近所の酒屋で借りた軽トラにのって四日市まで電線コードのドラムをとりにいったのはいいけど、車がポンコツな上にドラムを山積みしすぎて、伊勢自動車道をわずかな風で右だ左だと振られまくり超迷惑60キロ走行。

当時の僕は単に極貧なだけでなく何かと苦労の多いときで、そんな時に何も言わずにただ一緒にいてくれた方です。

僕の現在のスパイス料理人としての形成は、このアキラさんの影響がかなり大きい。文化的にはインドやパキスタン、スリランカ、ネパールの友人から。アキラさんはその解説力が物凄く高くて、当時から著名な評論家をはるかに凌ぐ知識の量と技術力を持ち合わせていました。

僕が東京の仕事で多忙な時期はアキラさんの事務所や家をほぼ間借り状態だったこともあります。本当にお世話になるばかりでした。

では、なぜこんなに凄い人が世に出てこないのか。

最近はネットを使って誰もが教祖?やスター?になれる時代というのに。

それははっきりいってこの一言。

そもそもが人前に出るのが苦手というか、まったく性分じゃない。僕もかなり目立つのが嫌いですが、それ以上ですね。職人気質で、飲兵衛で、よくしゃべるほうだけど、とにかくシャイで不器用です。いやいや、料理はとてつもなく器用ですけど。

正直言って、いまだにアキラさんを超えるスパイス料理研究家といっていいのかわからないけど、その手の人を僕は見たことがない。そう、どれだけ本を書いていようが、料理教室をやってようが、どれだけ信者がいようが、です。

人としての魅力もそうだけど、ただ単純に、凄い、面白い、深い、おいしい、奇想天外、実践能力が高いのですよ。

特に東南アジアに精通していて、その素材や料理から多様な文化の話もしてくれます。普段は物静かなのに、いきなり言葉がすらすらと出てくるから不思議。

アキラさんの家は知る人ぞ知る、わがままスパイスキッチン、いやリビングか。「なんか食べたい!腹減った~!」と一言いうだけで、ささっとキッチンへ入ってしまい、早ければ数分、ちょっと時間を要しても30分もしないうちに、あれやこれやとエスニック居酒屋と化すのです。

アキラさんの特長のひとつに、肴タッチというのもあります。まずもって何かしらの酒が付いてくる。というか、それが先にあるのか。でもってそれとセットみたいな料理が出来上がってくるのです。この味のマッチングが凄い。本人はなんも考えてません。それで当たり前だと思っているのです。

こういう人が本当は店をやってくれていたら最高なんですが、なぜか今はクリーニング屋に勤めています。ね、ちょっと変わってますでしょ?

ここで、ちょっと出版関係者の方々にご提案したいです。

同じような人が、同じようなブレーンの、同じような種類の、同じような客層に向けた、同じようなテーマの本ばかりが世の中に溢れ続けていますが、もうじゅうぶんではないでしょうか。

僕の周囲(各種飲食業界人、料理人や経営者、主婦、一般社会人)はすっかり本離れしちゃいました。おそらくほかの多くの人々も同じだと思います。

いかがでしょうか。そろそろ、こういうほんまもんの人の本を作られてみてはいかがでしょうか?信者がいるわけではないので、すぐに売上にはつながらないかもしれませんが、少なくともスパジャーの読者の中にアキラさんのファンは相当数いると思います。

また、それこそネット&SNS時代。確かにマイナス要素も多いですが、ちゃんと目利きができる読者の方も増えているという喜ばしい要素も増えつつあると思います。

そういう方ならきっと目に留まるはずだろうし、もう裏切られたくないと思って本そのものから離れていった方も戻ってきてくれるかもしれない。

もしご一考される場合は、いつでもお気軽にお問合せください。僕がおつなぎいたしますので。

ブログ『airmanis Miyakawa Akira』をご覧ください。
目立たぬところで本物がひっそりと息をしております。

« 8月~9月の予定! | トップページ | 肉とかかわった職歴(趣味はのぞく) »

スパイスジャーナルについて」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 8月~9月の予定! | トップページ | 肉とかかわった職歴(趣味はのぞく) »

club THALI Twitter

  • club THALI Twitter

club THALI

フォト

カワムラケンジのプロフィール

Spice Journal(カワムラケンジ) Facebook