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2016年12月15日の1件の記事

2016.12.15

『カレー全書』というレシピオムニバス

あの店のカレー、この店のアジア料理。

日本の名店たちによる味の旋律が揃い踏みした、いわば名店名料理人のレシピオムニバス豪華版である。

光栄なことに僕はこの『カレー全書』(柴田書店)に取材スタッフとして参加させていただいた。

これは同じ取材でも、雑誌などの一般的な店取材とはまったく違った世界で、とことん膝を突き合わせての深いコミュニケーションを経て、より正確な調理工程や分量を記録する認識力と想像力が不可欠な作業である。

中には何度も取材したり客としても通ったりで付き合いが長い店もあるが、実はそういう知った気でいることほどアブナイものはない。

だから僕の場合は、そういう店こそあえて距離を置いて、より綿密な取材と今さら的な確認作業を繰り返す。

こんなだから「カワムラは刑事コロンボか!?っ」と言われるくらいみなさんを追い掛け回した(笑)。

ご登場いただいた店々からは、本来なら公開し難い現地そのままの味わいや伝統の技、また苦難の末に生み出されたレシピを惜しげもなく披露いただいた。

カレー以外の多様な副菜や主食、デザート、そして世界の米カタログや裏事情までを網羅。ネットの受け売りや誰かのパクリなどといったいい加減な本とは次元が違う。

店や料理人のみならず、担当編集者、フォトグラファー、デザイナーなど裏方スタッフも含めて、人と人との信頼関係と長年積み上げてきた経験力、そしてセンスが成し得たレシピ集である。

そういう部分も含めて一冊2500円は安過ぎだと思う。お買い得と言うよりも、この価格設定では誤解されるんじゃないかと思うほど。

「レシピは楽譜のようなもの」とかねてから僕はそう表現する。

音楽と同じで、忠実に作ったからと言って本物と同じ味になるわけがない。言い換えればその違いこそが店の魅力、料理人の足跡でありセンスなのだ。

本全体としては、東京を中心に札幌や仙台、福岡など各地の名店の軌跡がこの一冊の中にぎっしりと収録されている。

ジャンルを超えての一流料理人同士の分かち合い、もちろん飲食店経営者や料理人の参考として、そしてアジア料理ファンやカレーマニアのみなさんにも楽しんでもらえたらとても嬉しい。

 
さて、実はこの本、今秋に発刊されていて、本当はSNSも含めてあちこちに言い触れたかったのだが、一傭兵でしかない僕がそんな勝手なことをしたらアカンやろと思ってずっと遠慮していた。

でも、先日たまたま柴田書店の編集者に聞いたら「何を言うやらぜひぜひですよ!」

ええっうっそー!なんでもっと早く聞かへんかってんやろ。僕は気が弱いから人を押し退けてまで自分の言いたいことを主張するのが大の苦手である。(いや、ほんま)

というわけで今回は珍しく自信を持って言わせてもらう。これは間違いなく昨今では稀有な正真正銘のレシピ集永久保存版だ!

みなさん、ぜひぜひ!(立ち読みもウェルカム)

 
●カワムラが担当したパート。(本書内ではテーマごとにレシピが分かれています)

9店、33品、40ページ分。

『セイロンカリー』

『シンズキッチン』

『大阪ハラールレストラン』

『カジャナ』

『肉料理とワインYUZAN』

『レストラン グラントック』(リーガ・ロイヤルホテル直営)

『ナンタラ』

『SOL(Spice Of Sol)』

『モリ商店』

 
●版元の柴田書店のオンラインショップ
(送料無料っぽい!サイト内で立ち読みができる!)

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