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2017年3月31日の1件の記事

2017.03.31

久しぶりシリーズ!快心の一釣

表題の一釣と書いて「いっちょう」と読む。得意のカワムラプロダクツだ。うっしっし。

前回のカミさんとの箕面の滝道踏破に続き、今回は大阪の大動脈ヨドガワでの釣りである。

と言っても、生まれも育ちも、資産や家族などとは縁の薄い雑草出身の僕らなので、仕事や家事の合間を縫って、その辺の岸からちゃちゃっと竿を出すだけのしょぼいスタイル。

でも釣りは格好じゃなく、いかにして理屈や方程式のない自然を読み取り、それに自分が同調することができるか、という遊びである。

そういう意味で、実に諸行無常の世界である。

その日は、最近荒れてる風が久々に穏やかな西風であったこと。大雨でなく、小雨の翌日であったこと。また大潮で満潮と重なったことが、ゾクゾクのワクワク、不運中の幸運⁈、釣れない時代においてもかなり釣れそうな、キビレチヌの毒にやられずとも超シビれるタイミングであった。

岸に立ったその瞬間からいろんな生き物の気配が満ち満ちていた。

うおー久々に感じる夜のヨドガワのざわめきやん。

とここで皆さん、川と言ってもこの日たった場所は汽水域ということを理解していただきたい。つまり海水と山の水が入り混ざるエリア。

タイミングによってはほぼ海水となり、淡水となり、山の養分や潮の質によって濁りもいろいろあるような多様極まりない場所なのだ。

このような場所は当たり外れが多く、しかしゾロ目が揃うとかなりゾクゾク度が上がる。

昔のナンパスポットで言えば、北のナビオや南の高島屋前ではなく、私鉄1社だけだが全線が入り込む十三や、何線かはいるが昭和のままの京橋のような感覚。(誰も聞いてないね)

早い話が余所者が群がる場所ではなく、地元住民もいるエリアである。そんな下町には見栄や虚言で身を纏わない、正直な気風の人種が住んでいたりするものだ。

というわけで、この辺りも真っ暗っけだし、足場がいいとか悪いとかの次元じゃなく、草むらやゴミを掻き分け前進あるのみなのだが、華はなくとも生命力だけはびちびちと漲っているのでやっぱりゾクゾクが止まらない。

いざ勝負と何度かルアーを放ってはリールで巻いていく。

この辺か?もっとそっちか?え、もっと優しく?ちゃうちゃう早くってか⁈ (失礼!)

いろんなイメージを沸かしまくってルアーを引くのである。すると10分もたたないうちにガッツーン!

きたきた!おっとこれは重い。なんだチヌか。いやいやそんな神経質野郎じゃない。

ぶぶぶっと荒々しく引っ張る感じはやっぱりスズキに違いない。なかなかやるじゃないか。

キリキリとリールを巻く。入江や港湾のテトラなどとは違い、この辺りは隠れる場所などない。

スズキは居着きと回遊に大別され、前者の多くは港湾など影の多い濁ったところに住み、通常の釣り方では容易に釣れない。

こういうのを釣り業界では「スレている」と表現する。

だが、今日の感じは逃げも隠れもしない駆け引きなしの真っ向勝負。

なんとか浅瀬に引きずり込み、手元に寄せるとこれが50センチ超えのハネ(スズキ出世魚でそのつど名が変わる。セイゴは子供から青年、青年からおっさんがハネ、関東ではフッコ、中年後期以降がスズキ)だった。

うわーいったい何年ぶりだろ。昔はヨドガワでしょっちゅう釣れたものだがここ10年はさっぱり。

めちゃんこ嬉しい。

が、相方がその後に60オーバーのスズキ野郎をゲット。普段は寡黙な男で、さっき僕が釣った時も、何度もゲット!釣れた!タモっ‼︎て叫んでいるのに、風上にいるからとかで聞こえなかったとばっくれていたのに自分が釣れた途端に大騒ぎ。

帰りの車中では、聞きもしないのに偉そうに釣り奉行を始めたかと思うと、いったいいつの話やねん的な古い武勇伝、おまけに勤める会社では百貨店の商品券がもらえるなどと全くどうでもいい話なども織り交ぜながら、もう堰を切ったように支離滅裂散弾トーク。

せっかく気持ちよかったのにこいつの自慢でまったくつまらなくなってしまった。

俺だって誰かに見せたいし自慢したい。

というわけで、気が弱いのでこうしてブログで一人ぽちぽち書いているわけやね〜

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