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2017.03.03

時の流れと自然を感じながらのガシラ釣り




今年二度目の釣行!

と言っても、時間と金のない僕らは、大阪市内から一時間ほどで行ける近場の港やベランダなどから、3時間ほど竿を出すだけのスペシャルチープフィッシングだけど。

都会の海でも、やっぱり海は広いな大きいなぁ。

が、こんな海原でも年々様子が変わっていってちょっと心配になることも。

僕らが最初この辺で釣りを始めた頃は、時合の朝夕に限らず、昼間や深夜でもスズキやハネがけっこう釣れたし、夕まづめから日暮れにかけては根魚が必ずと言っていいほど釣れたものである。

サイズもスズキ系なら50センチ以上が主流だった。

さらに水面が異様に高くなっていると感じているベテラン釣り師もきっと多いことだろう。

温暖化?かなんかで、10年だか100年だかで海面は何センチか上がる、なんて話を聞いたことがあるが、何を寝ぼけたことを。明らかに数年で数十センチは上がってる。あるいは地盤が沈下してる。

決定的に違うのは風だ。阪神間に吹くのは六甲おろし。特に冬の間はおろし風がきつくなり、長くしっかりと吹くのが特徴。

が、ここ数年は西だ東だと刻一刻と方向が変わり、しばしば向きも強さもランダムに乱れる。

いつも伊丹空港から飛び立つ飛行機を眺めては、ぶつかるような風できっと揺れまくってるやろうな、なんて思う。

さらに以前は日暮れと共に止んだものがここ数年は夜になっても吹いたままのことが多い。

水面が荒れると全体に釣れにくくなる。

それでも最近は手段を問わずに釣ってしまう人も増えたが。

釣りには、成果だけでなく、自然を楽しんだり、武士の戦いではないが、暗黙のモラルやルールのようなものがあったものだが、今はかけらもない。

釣り場はゴミだらけの血だらけってのもしばしば。自分らの食べ物カスや釣り具関係のゴミ、釣った魚はすべて持ち帰る。臭くなるのが嫌だと、その場で絞めてしまう。

僕らは手段を選び、もし釣れても小さかったりダメージが少ないとリリース。針を飲んでいたり、サイズが大きかったりすると、自分たち家族が食べる分だけを持ち帰る。

遊びにも流儀ってもんがあるのだ。一応。

さて、肝心の僕らの釣果だが、久しぶりに極寒の中で5時間ほども粘り、友は一尾のみ。僕の方は、1尾は子供だったからリリースして、合計4尾のガシラを持ち帰った。

ガシラと言うのはカサゴの関西弁。まだ走りのため、型は大きくても15センチほどだが、一尾はお腹が卵でパンパンに。

都会っ子は黒っぽかったり濃い茶色をしていて、沖のものは鮮やかな赤色をしている。

根魚とはまさに根、底に住む魚のことで、突堤の付近や浅い岩礁にもいる。

メバルと並んで春の到来を告げる魚で、小型なのに体力があって釣れた時の引きもなかなか強い。

台所で試しに、水を入れた容器へ放つとみんな元気よく泳ぎだした。一尾ずつナムサンとつぶやきながら、エラに刃を入れてハラワタごとむしり取る。

それでも身はブルブルと震えている。

鱗をとり、腹部を洗い、すべて煮付けに。

翌日食べると、小柄なのに肉厚で、ポロポロと骨から外れる。歯応えがよく、たんぱくな旨味がみっちり。

やっぱり根魚はパワフルで美味しい。

僕らの庶民のささやかな幸せですねん。

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