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2017年4月17日の1件の記事

2017.04.17

熱波真っ盛りのインド同行二人~ラジャスターンとチェンナイへ

前回、前々回と、「スパイスとの出会い、インド料理の目覚め」という題で連載していこうと思っていたが、気がつけば、それどころじゃなくなってきたので突然だが話題を変える。

メルマガ読者方々はもうご存知かと思うが、4月27日からインドへ行くという話だ。

今回のメインはラジャスターン州。巨大インドの北西部、パキスタンとの国境に位置する地域だ。

この地域のさらに西部の街、ジョドプールに友人インド人の実家があり、ホームステイさせていただくことになった。

今回はますますドキドキのエキサィティングの、ごっつ不安も同居している。

このあたりの家々はほとんどが青色一緒に塗られた、通称ブルーシティと呼ばれるところ。京都の茶褐色よりもはるかに統一感があって美しいらしい。

これを、西部の砂漠側に聳える巨大な城から一望してみたいのである。インドの伝統美は布や革製品、美術だけじゃないってことだ。

ほんと、料理だけじゃなく、多様な美と文化を兼ね備えた国である。あんなに人間はウソツキ&いい加減&自分勝手なヤツばかりなのに。

増してやこの一帯からすぐそこのパキスタン国境の砂漠地帯は、インダス文明の地である。それって紀元前3千?4千?いや、もっと??なくらい古い古いところなのだ。

近代的科学はないだろうが、文明としてははるか彼方の大先輩であり、つまり料理や医学など人間社会のルーツのひとつである。

もしかしたら人間ってものは、熟成するほどに「ウソツキ&いい加減&自分勝手」になるのかもしれない。

元々、砂しかないところに人類が文明を創り上げて行ったのか、それとも文明のなれの果てが砂なのか、それはわからないが、少なくともそこには我々日本人の多少なりともルーツであるはずの、インドのそのまた源があったわけだ。

この曼荼羅的な無常さもまたインドの奥深さであり、興味が尽きない部分である。

かつて、インド政府観光局から、ラジャスターンの取材ツアーを誘われたことがあったのだが、そのときはあいにくスケジュールが作れず断念したことも余計に興味が湧く理由である。

今回はジョドプール出身のインド人との同行二人の旅。さて、どんな出会いと覚醒があるか!興奮のあまりもうすでに寝不足気味だ。

一方の不安であるが、これもいくつかあって第一に季節である。

4,5月はインドの盛夏(場所によっては初夏)。実は僕は乾燥と辛いものが苦手なのだ。ラジャスターンはインド一の乾燥地帯であり、パンジャブ(隣の州)と並んでオイリーで辛いものの都と聞く。

今までインドに来ても一度もお腹を壊したことがないのであるが、ついにブレイクしてしまうんじゃないかと、あぁ怖い。

さらに、特にこの2,3年のヒートアイランド現象が酷過ぎると言う話。そういえば、昨年も一昨年も、インドに熱波が襲い数千人もの人々が亡くなってしまった、とニュースを見たのを覚えている。気温は51℃を記録したとか。

温暖化とか熱中症の次元じゃないのだという。熱波という波なのだ。

びびるがあまり、昨夜、チェンナイ郊外に住む(実家はケララ付近)友人のムジーブに電話をしてしまった。(彼は当スパイスジャーナルvol.00~02にも登場している)

「南インド人でもそんなに暑いっていうのか?」

「あっついなんてもんじゃないよ。ラジャスターンだけじゃない。チェンナイでも連日40℃を軽く越しているよ。昨日で43℃だった。たぶん今年も50℃をこえるだろうね。こんなこと今までなかったよ。異常!」

普段はなかなか電話がつながらないのだが、このときは珍しく電波状態が鮮明で、彼の声も涼やかだった。理由を聞くとケララ近くの実家に帰っているという。

「今は家族と一緒にハイパワー扇風機の前にいるから大丈夫。でも、チェンナイはキケン。外には出ちゃいけないよ。最近はあの町(スパジャーにも出てくるチェンナイ都心からオートリキシャーで2時間ほどの田舎町)にも、ちょっと高級なホテルができたから、そこに泊まるのがいい。エアコンもちゃんとあるし、レストランも入っていたから」

「いくらくらいする?」

「高いよ~。2000ルピーした。日本円で3000円くらいかな」

「なんや、リーズナブルやん。ソーソーグッドやで」

「あ、そうそう。ヒャッキンでいいからピーラーほしい。できれば二つ。ひとつ壊れても安心だから」

「ほい、わかった~」

前半は先述のジョドプール君と2人でバス移動を予定していて、後半は単独でオートリキシャーでよっしゃーと思っていたが、ちょっと待てな感じ。

チケットは日本~インド間のみを購入していて、あとのアクセスやもしホテル泊ならその場合は現地入りしてから調達する予定である。

さすがに海外用の小型携帯電話ではやばいかな。そろそろ僕もワイファイ&スマホにするべきか。いや、それよりもポカリスェットと梅干を持っていくべきか。

元、僕の店のスタッフの一人で、一時期インドに在住していた者は、いろんな意味で長袖長ズボンがいいのでは?とも。

う~ん、悩むなぁ。熱波の前に不安があれこれ襲ってくる。

なんや、すでにインドの旅が始まっとるがな。

Img_7365

今回のお供のケアー用スパイス。国内外かかわらず、僕はこうして常にスパイスを携帯している。インド行きの場合(ネパールも)はクミンも持っていく。クミンは中近東から南アジアまでの広い一帯で、古くから、健胃・整腸剤として期待されてきたスパイス。白いのはココナッツオイル。カワムラは昔水泳部で日焼けしすぎたせいか、今は鼻や眉間辺りが紫外線アレルギー。明日のジョーのとっつあんみたいになる。でも、これを塗ると鎮静する。

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