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2017年4月23日の1件の記事

2017.04.23

イタイっ、なぜ今ごろ腰痛!?

なんとインド渡航を5日前にして、いきなり腰を痛めてしまった。

昨日の朝、いつものように散歩から帰ってきて、犬の足を洗っているうちにメキメキ!ピキピキと鳴ったのだ。

特に右足を前に出しにくい。しゃがむと立ち上がるのがつらい。腰を引き「えらいすんまへ~ん」な感じで頭を下げてないと立てないのだ。

これではまず、片道約10時間の飛行機中からして心配だ。

あぁなんでここにきて、腰痛なんぞに見舞われてしまったのか。

昨夜、仕事仲間と酒を飲みながら考えた。

ようやく国内外のエアーチケット、チェンナイ田舎町での宿の調達、各地の友人たちとのスケジュールを完成させたその翌朝にこの有様。

一瞬の気の緩みがあったのか。いや、それを言うなら準備疲れだな。

というか、日頃の疲れが溜まっていたのかも。ここんとこ介護と家事にずっと追われっぱなしだったから。いや、それ以上にカミさんの容赦ない超多角的攻撃が最大のストレスに違いない。そうだ、絶対それだ。

ん、待てよ、もしかしたらインド行きが不吉なのか。いやいや、それはないな。今年のおみくじは恒例の末吉だったけど、「旅行よし」とこれまた毎度パターン。

あ、同行インド人君を子分にしてよしという神からの啓示だったりして。小学校時代にやった下校時の罰ゲームみたいに荷物もたせるとか。ま、あいつらがそんなヨワッちいことになるわけないか。

いったいぜんたい、なんでこんな大事なタイミングで腰痛になっちゃったのか。

元々腰痛もちじゃないのになぁ、とハイボールを飲み干したその瞬間、ぎゅるり~んと目がくるくると廻っていきなり中学時代の記憶が蘇った。

当時の僕は水泳部にいて、特にバタフライを集中的に練習していた。それである日ぎっくり腰みたいになってしまい、以来2年間、ずっと整体に通い続けたという話。

水泳というスポーツは、一見筋肉あってのものに見えるが、実はそれよりも手足の長さや軟らかさ、リズム感がものをいう。

僕のようにもともとセンスのない者は、その分、きびしいトレーニングを積んで、筋肉を身にまとってカバーしたものだ。

でも、それが仇となったのだった。筋肉をつけすぎたせいで、水と戦ってしまうのである。しなやかさやリズム感からはかけ離れ、おらおらおらとドルフィンで水をしばき続けるのだ。

しかし、この泳法では最短の100mならなんとかいい結果を出せるが、200mや、400mの個人メドレー(4種目を泳ぐ)では体力が持たない。

そして、あっという間に腰が壊れたのだ。そうだ、あの時の痛み方にそっくりである。

いやしかし、あれはもう35,6年も昔の話。その間、一度も腰痛なんてなったことがなかったではないか。いったいどういうことだ。

今度はキムチお好み焼きを肴にレモンチューハイを片手にしていると、スパイスジャーナルのヨーガの先生が言っていた話を思い出した。

「ブロックと言って、その人の色んな想念が身体のどこかに溜め込まれ、痛みとなり、いつしか身体の歪みとなっていく。これは死ぬまで抱え続けるものだから、時が来たら開放してあげたほうがいい」という話である

となると、この痛みはあのときに抱えたブロックということか。

確かあの頃は、バタフライを中断して、しばらくすると痛みが消えたわけではないがやわらぎ、それで整体へ通うのもやめた。

高校に入ってからは水泳をやめて、今度はバイクに夢中。それで、腰痛のことは完全に忘れ去ったのだった。

そうか、あの時の痛みは忘れただけで、根治できていなかったのか。それがここにきて、ひょこんと顔を出した、と。

ところで、こんなになるまで頑張った理由ってなんだったっけ?

過酷な競争を勝ち抜くためであった。一人でも多くのライバルを抜き去り、ひとつでも上を狙うための強さを手に入れるために。

早朝からランニングと筋トレに励み、毎日1万メートルほども泳ぎこみ続けた。肺活量を増やすために、50mの潜水を1分のインターバルで何十本とか。

そして実際に僕らの中学水泳部は、市内では敵なし、3市をあわせた地区でも常にトップクラス。大阪府はもちろん、近畿大会にまで勝ち進む者もいたほどの好成績を出し続けた。

市の大会などでは、西中水泳部のジャージを着て歩いているだけで周囲が道を開けてくれた。いや、ほんとの話。

部員は最大時で50名以上いたように記憶している。朝礼では各部の表彰式をしてくれるのだが、真夏になると水泳部の表彰が多すぎて長引くために、失神して倒れる人が続出。そのため、ある頃から水泳部だけ、僕が代表して表彰状を束で受け取るようになった。

僕は部長だった。みんなと一緒に練習カリキュラムを考え、真冬には寒中水泳もしたり、夏休みは合宿やキャンプなど、とても厳しかったが、みんな苦楽を分かち合った戦友ともいえる仲間だった。

仲間との思い出は美しいが、そんな競争哲学の代償として、この腰痛を抱えることになったのである。

う~ん、あの時は本当によく頑張ったな。

それにしても、この痛みも今の今までよく生き残ってきたものである。自分で作った痛みだから、自分で成仏させなければならない。

おかげでここまでやってこれたよ、痛みさん、色々ありがとう。

長年腰痛持ちの元店のスタッフであり、元インド在住者に聞くと「とにかく温めて寝て、コルセットを買って。あるいはアーユルヴェーダでも」。

おおっ、やっぱりインドが呼んでるやん。

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