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2017年12月29日の記事

まいったな〜今年ももう終わり!

なんということだろう。今年は今まで以上に時間が駆け足で過ぎて行く。

テレビも見なくなったし(見る暇もないけど)、年越しの雰囲気もほとんどない。

ただいつもの月末のようにさっさと過ぎて行くだけである。

そんなだから達成感も何もない。ほんと、ただいつもの月末って感じ。

でも、かと言って季節感のないくらしをしているわけではない。

僕にとっては冬は歩きの季節。昨年もそうだったが12月は8月の3倍くらい歩く。

スマホのおかげで歩数や距離、毎月の平均値まで楽に計測できる。いい時代になったな〜。

自身の恒常力が低下したせいか、年々バイクに乗る時間も減ってきて(バイクは再起不能になるほど体の芯から冷える)ますます歩くようになった。

するとこれが、バイクに乗っててもそうだが、存分に季節感が味わえるのだ。

一本筋が違うだけで空気の匂いも変わる。大通りはもちろん排気ガスがメイン。住宅街に入るとおでんらしき大根を炊くような匂い。公園付近は枯れ葉の匂い。川近くは冷凍庫を開けた時のような匂い。

夏の淀川なんて草で覆われた池の匂いと生っぽい潮の匂いが入り混ざる。風は西からだし。冬の淀川は北や南やところころ変わる。

寒いほど、いや貧乏なほど?必死のパッチで歩き倒すもんだから、日中気温が10度以下でもやがて汗ばんでくる。

止まるとすぐに冷えるので、メモを見ながらとか資料に目をやりながらストレッチやヨーガをする癖までついてしまった。

そうなるとこれまた止まると死ぬんじゃ体質が深まってしまい、もっと歩きたくなる。

で、この歩きたい症候群を邪魔するのが執筆作業なのだ。

取材はいい。なんだかんだと動きが多いし、人の話を聞くというのは静かなようでけっこう体力を使うものである。

でも書くという作業は、ひたすら椅子に座ってパチパチ指パンチして、疑問や迷いにぶつかると、本棚を睨んだり資料を弄ったり、取材先に電話やメールしたりと、とにかく血管が狭まりそうな状況に陥る。

血管が開きそうな取材と狭まりそうな執筆を僕は延々繰り返しているわけだ。

これをやるだけの毎日で1年という、言わばたまたまの区切りが過ぎて行くのである。いったい誰が作った365日周期説。

僕は仕事が嫌になると、ぜんぶボイコットして、料理をしたり、知人の店に行ったりするなどして色んな話で盛り上がる。そう、仕事と全く同じことをしているのだ。

だから救いようがないっす。

さすがに、そういうメビウスの輪的な人生であることはもう気付いている。野望も何もあったもんじゃない。

12月は、以前に比べて少しずつ自分の生活を取り戻しつつある。おふくろのサポート態勢が以前に比べてかなり進展したからだ。

認知症や介護というものが、人の数だけ、家族の数だけ各々違うことを肌身で痛感するほど、あれこれと手を尽くすわけで。

そういう意味では今年は、毎日が新しかったとも言える。不思議だな〜老いと向き合うほど新しいのだから。

あ、そうそう。松阪で僕がやっていた店「ターリー」でも「スパジャー」でも大変お世話になってきた宮川アキラ氏が、12月くも膜下出血で倒れた。この人は7年前にも一度やっている。

今ずっと昏睡状態で、今月は見舞いもあって2度上京した。

ほんと、人はいつどうなるかなんて全くわからない。だから区切りも人それぞれなのだ。

何を言いたいのかよくわからない支離滅裂な日誌になってしまったが、とにかく僕はただただ、今の自分にやれることを存分にやらせていただくだけだ。

人は思ったほど人のためにできることはない。だから、やれることをただやり続ける他ないし、言い換えればそれが唯一のできることかと。

深い昏睡の中にる宮川アキラさん、霞み行くおふくろのために。

明日も明後日も、明々後日も、歩き続けよう、書き続けよう。

ちなみに「ささって」って標準語は存在セーへんで三重県人。三重県では明後日と明々後日の間に「ささって」が存在する。理由は三番目のサ。

あかん、物の書きすぎで頭おかしなってるわ。
ほなええ年を!

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