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師走だから歩こう

やばいやばい。気がつけばもう12月の下旬にさしかかっている。あーいやだ。

貧乏暇なし、は宿命としてすでに諦めている。どうしたって諦めがつかないのは冷えゆく身体だT^T

歳を食うとはこのことか⁉︎
いやはや、すぐに身体が冷えてしまうし、一度冷えたらなかなか熱が戻ってこないし、食いしばって歯は痛くなるし、苦手なコーヒーを飲む機会が増えしょんべんが近くなるし(^_^;)

昨夜もカミさんを迎えに行き、まずは近くのスーパーのトイレへ。

でもって「あんた何でこんなに冷えてんだ⁉︎いい加減にもういい歳だってことわからなきゃダメだよ。ちょっとは動き方を考えな!」と口撃を受ける。

昨日はなんだか温かい日だと思ってしまったのである。だからついつい調子に乗ってスクーターで出かけてしまった。

いや、それだけならどうってことないのである。僕はどうしても考える前に行動してしまう致命的な体質なのだ。

ここんところ何かと多忙で、久しぶりに行きつけのインド料理店へランチに。
「今日はまだマシだけどバイクは寒いでしょ」と食後に温かいコーヒーをご馳走になる。

いやいやこれくらいどうってことないよ。ご馳走様!いつもありがとう‼︎

と言ってトイレへ行ってからスクーターにまたがる。

今日は温かいわけじゃないけど最近の極寒の中ではかなりまし。久しぶりの人の顔を見たいと思い、ウキウキ気分で今度は約20キロ南の懇意にしているアジア料理店へ。

が、梅田を超えたあたりで、身体の痛みがなくなり、やばいかなと思ったが、すぐにまた、いやいや久しぶりだから!と思い直してずんずん前進。

何十年も生きてきて、身体は寒さで最初は痛みが出て、それを通り越すと麻痺して感覚がなくなり、さらにそれを越えると意識が薄くなり、それを繰り返していると内臓に悪影響が出る、ということが、最近ようやく情報として頭に叩き入れてきたはずなのに。

アジア料理店の彼らは休憩中だった。今年の僕が家の事と仕事でけっこうたいへんなことを知っているので、ちゃんと元気な顔を見せておきたかったのだ。

「なんだかえらく痩せましたね。ほんまに大丈夫ですか?」
大丈夫大丈夫。かえって体調ええくらいや。

そんな感じで楽しく雑談して、今度は北上し尊敬するあるお店へ。

「今年は太刀魚の当たり年でしたね。もちろんカワムラさんやりまくりでしょ?」

いやいや、それが釣りにも行けない状況で、仲間が釣果の写真を送りつけてくるものだから悔しくて。時刻はおそらく6時過ぎ。

店のお弟子さんが温かいコーヒーを入れてくれた。これがまた濃厚で香り高くて。

が、今の僕は酒もコーヒーもすっかり弱くなってしまい、美味しいのになかなか進まない。気がつけばすっかり冷めきったところでカミさんから「今終わった」コールが鳴る。

ごめんね、せっかく入れてくれたのにもう帰りますわ!

と言ってトイレを借りる。ここで初めて身体が冷えていることに気付く。手をさすりながらスクーターにまたがり、ほなまた!

ここからカミさんの職場まで約10キロ。淀川大橋上で冷蔵庫を開けた時のような冷風にビビり、千里に入ったあたりで晴海埠頭のマグロの冷凍庫みたいな匂いの空気に飲み込まれ、なんとか到着したわけだ。

家に着き、命の危機を感じた僕はめったと入らない風呂に湯を入れる。我が家は万年シャワー族なのだ。

裸となりふと鏡を見ると、全身から艶がなくなり、顔は真っ白。というか頬もこけて目の下にはクマができてて青白い。ア、こりゃヤバい。

お風呂を出て、仕込んでおいたおでんを平らげる。締めは沖縄そばをつけてズルズル。急速暖房により鼻水もズルズル。

ここでまた釘を刺される。
「あんたフォルツァ買った時もそうだった。もうちょっと加減を知らないと。いい歳なんだから」

歳なんて関係あらへんで。

「そういう意味じゃなくて、覚えろってこと。何度も同じこと繰り返してたんじゃダメだよ」

フォルツァとは十数年前に買ったホンダの250ccスクーターの名前である。シート下にたくさんの荷物が入って、フワフワとした乗り心地で疲れ知らず。燃費もいいしギアもないので快適この上ない乗り物だった。同様のスクーターが各社からでていて、若い人たちの間で大人気だったのだ。

当時の僕は車を買うほどの蓄えはまだなくて、コツコツとようやく貯めた金でこのスクーターを買ったのであった。

念願が叶ったことと、想定以上の乗り心地の良さに感動し、嬉しすぎて買った翌日にカミさんを乗せて三重県まで行ってしまったのである。

あの時も真冬だった。カミさんは東京の都心のど真ん中で生まれ育った人だから、バイクの感覚も、三重県がどこにあるかもわかってない。

進むだけ進んで、日が暮れて、亀山あたりでみぞれが降ってきて、「ヤバい、ただちに帰ろう」となって名阪国道を逆戻り。

すると奈良に入る手前で大雪となり、サービスエリアも見当たらず、避難エリアにバイクを止めて、お互いの身体をさすりあったりして、少しずつ前進。

やがて奈良にはいってから、今度は僕のヘルメットにカミさんのヘルネットがゴツゴツとぶつかり出し、その度に僕は呼び起こしたり、ちょっと乱暴に走ってみたりして、寝るな!寝るな!の八甲田山状態に。

最終的には奈良を出るあたりで、ついにカミさんは昏睡状態?気絶状態?で起きなくなってしまい、ようやくのサービスエリアで九死に一生を得たというわけである。

この難航の原因は、僕の嬉しすぎと決定付けられた。

以来、感動を燃料にどこまでも動く生き物だというレッテルを貼られ、NHK大河ドラマで秀吉が「愚者は経験からしか学べない」と言ってたなどと、ことあるたびにカミさんからゲキが飛ぶようになってしまったのである。

というわけで、僕はそろそろ学ぶ時が来た。今日からできるだけ歩行にかえる。スピードは比較にならないほど遅くなるが、身体を温めることができる。

今日は今から西天満で打合せ。家から現地までググってみると約15キロ。いま11時15分だけど約束の13時半に間に合うか?

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