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いまだまっすぐにしか泳げない

テレビを週に一度10分くらいしか見ない僕だが、日大と関学のアメフト問題はカミさんから教えられて以来ずっと気になっている。

というのも中学の時からアメフトには格別の興味があったから。しかし当時はアメフト部がある高校が少なく、僕が住む校区では一校のみ。

ちょいワルのちょいチープだった僕は進路を決める3年のとき、駄目元で担任教師にその高校の名を言ったら「お前に行けるわけがないやろ!」と大笑いされたことをよく覚えている。

その高校は、北大阪では知らないものはいないであろう、山手のおぼっちゃま私学である。

正直な教師の言葉に覚醒した。頭も金も足るわけがなく、それは淡い憧れで終わった。

アメフトの何がいいのかというと、一つは身体そのものが武器であること。

ガキの浅はかな目線で恐縮だが、その肉弾戦ともいうべく全身でぶつかる姿を見て、これだと思ったのだ。しょうもない駆け引きも小技も不要に見えたのである。

僕は昔からややこしいことが考えられない。特に人の裏とか嘘とか操作とかそういうやつは脳内のギヤが錆び付く感覚になってしまう。

得意なのはなんというか、風や雨、海の様子、気温と湿気、人の気迫や軸みたいなものに対してはとてもわかりやすい。

ラグビーではあかんのか?と教師に突っ込まれたが、ラグビーはなんだか賢そうだ。アメフトは頭より身体そのものというイメージがあった。ごめんアメフト選手。

あとはチアガールのイメージもあって…

中学の3年間、僕は水泳に明け暮れた。朝も夕方も日が暮れるまでクラブ活動一色だった。くそまじめなものではなく、部員が家族のようなものだった。練習もイタズラも、辛い話も楽しい話も全部分かち合えた。

もしかしたらそう思っていたのは僕だけかもしれない。でもそれは大した問題じゃない。中学2年の時の親父の急逝によるショックを救ってくれた場所だった。

どんなスポーツでもそうだろうが、肉体だけではなく精神も同じだけ重要な武器である。

その質はスポーツによって様々だと思うが、水泳はまず孤独との付き合い方がものを言う。味方も敵もない。

そして次に余所見や寄り道はあり得ないということ。サッカーのようなフェイントもなければ、野球のようなチームプレイもなければ、マラソンにように景色が変わることもない。

ただひたすら耳を劈く水の中で、全力を振り絞り、でも距離やその日のレースによってペースを考えつつ、ただただブレずにまっすぐ泳ぎ続けるだけなのだ。

たまに考えることがあるとすれば、弱点や悪い癖を克服できているかということくらい。入水ポイントはより遠くでできているかとか、バタ足は膝を曲げずに波打てているかとか。

水泳ってそういう意味では、かなり職人世界なのかもしれない。

アメフトに憧れた中学3年当時。僕は真っ黒に日焼けしていて胸囲は1メートルのマッチョ体。趣味はレッドツェッペリンのギターコピー(超下手くそ)と音楽テープの編集だった。

国語の授業では本が読めないし、音楽の授業では泣き出してしまうほど人前に出るのがなによりも苦手で引っ込み思案。

なのに水泳部では部長というアンバランスさ。2年の時から受賞役や選手宣誓もやらされてきたし、水泳部新聞も書かされた。新入生およそ500人を前にして水泳部の話もさせられた。そのたびに心臓と精神が壊れそうになったものだ。

良くも悪くも神の仕業に違いない。

そんな中で、宣誓はやりすぎて今でもはっきりと覚えている。

宣誓!
我々は、スポーツマンシップに則り、最初から最後まで正々堂々と戦いぬくことをここに誓います!
ナンガツナンニチ!茨木西中水泳部カワムラケンジ!

三つ子の魂百までか。頭の中がいまだにこのままで困っている\(//∇//)\

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