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元手打ち蕎麦屋の創作ワールド

昨日は久し振りに京都亀岡の無国籍蕎麦料理『拓朗亭』へ。

ようやく平年通り?これまた異常?な気候となって、ドライブに行きたいというので。

片道1時間半ほどの山越えの道がちょうどいいんですよね。この山の近さが大阪北部(北摂)のいいところ。

今回は予約不要の「かすみあげセット」なるカジュアルランチが目当てです。

通常こちらは菊(3000円代)から各種コースが揃う予約制レストランなのですが、もっと気軽に、しかも生蕎麦も食べられるものを、ということでこのセットができたようです。

元は関西に初めて、打ちたて、碾きたて、湯がきたて、のいわゆる三たて蕎麦を、予約なしで日常的に食べられる店として名を馳せたお店です。

それまで予約制の蕎麦屋はあったものの、ぶらっと暖簾をくぐって蕎麦一枚と言える生蕎麦(十割、生粉打ちとも言う)屋は僕が知る限りありませんでした。

また1990年代半ばまでは江戸式の酒肴や酒も取り揃えていました。が、郊外だからか、いや京阪神都市部でも、酒と蕎麦というスタイルは数軒の老舗がやっている程度の時代。まったくニーズがなかったようで、おのずと食い気の方へ向かって行きました。

僕がこちらのお店を知ったのは90年代半ば。取材とプライベートの区別がなくなるほどハマり、ひどい時は新幹線で大阪から京都まで行って嵯峨野線に乗り換えタクシーで向かったこともあります。

ライター駆け出しの頃は、経費が出なくても仕事を削ってでも、このように無茶して魅力的だなと思った店には通ったものです。あの頃はサラ金から借金してでも各地を食べ歩いてました(笑)

だからこちらのお店については、20年あまりの付き合いとなります。

詳しいことは、柴田書店「そばうどん2018」に書いてありますので、ぜひそちらを読んでいただければと思います。

今時の単なるトピックやスピード勝負の記事とは違い、信頼関係あればこその深いタッチで、長い時間をかけ校正を重ねた記事となっております。

ちなみに他にも関西の大御所数軒の密着取材をしております。

とにかく現在の『拓朗亭』は蕎麦も含めた創作料理レストラン。

今まで築き上げてきた地位を自ら脱ぎ捨て、新たな世界への挑戦というわけです。

そんな中で、かすみあげセットなるものを今回は食べてみたかったのです。

ランチからゴージャスなコースもいいのですが、お気軽セットはどんな感じだろうって。

最初に前菜3品。



次がそのかすみあげという天ぷら。メイン素材を網で囲ったものです。僕はプロのライターなのに食事に行くとどうしても写真を撮り忘れてしまいます。特に一番肝心なところを(笑)

そして三つ目が生蕎麦。久しぶりにご主人の打たれるたおやかな蕎麦をいただきました。


その後はコーヒーも。


蕎麦はおろしのオプションができるようです。僕はストレートにざるを頼みましたが。デザートもリーズナブルで追加注文が可能。

これでも十分なボリューム感がありました。もしかしたらシニアなどはここがストライクなのかなと思いつつ。

セット価格は2400円(税込)だったかな。まずはこちらで入ってみて、行けそうと思ったら次回各種コースの予約を入れる、というパターンもありかと思いました。

この後、大満足のカミさんと共に車で10分ほどの出雲大神宮へお参りに。店主のいう通り、めちゃんこ気持ちのいいところでした。

何人かがペットボトルに水を汲み入れてました。なにやら霊験あらたかな気配。よし、今度は僕もペットボトルを持って。

今月は誕生日月なのでおみくじを引いてみたりなんかして。やっぱり中吉だ。僕は常に良くてこの辺。末吉が最も多くて大吉は人生2、3回しか記憶がない。

大吉が出るまで通いそう。
ほなまた




これはセットとは無関係の、そばと松茸のすいとん風。走りも走りでご馳走様です。いい香りと上品なおだしがたまりません!こういったものがまたどこかのコースに出てきたりして‼︎

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