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2018年10月15日の記事

たまには?与太話

いやはや、9月のイベント以来、東奔西走の日々を送っております。

忙しいということは本来おかげさまなはずですが、僕の場合は不器用さが大半の理由。伝票は何千回書いても3回は間違えるし、包装はぐちゃぐちゃだし、3つ以上用事が入ると必ず3つ目が綺麗さっぱり亡失する。

店をやっているときは5人目までのオーダーは絶対忘れなかったのになぁ。

でも基本的に生まれつきのものなので、もうどうしようもないのですが、それでもまだなんとか出来るんじゃないかと信じている自分がいる。そこが未熟の元凶なんですね。

ただ不器用な自分と今日までなんとか付き合ってこれたのは、ごくごく一部にだけ水が流れる道といいますか、知らぬ間にすいーっと進んでいく筋があったからです。

それが料理のレシピを作ったり、人を取材したりすること。

幼少期は誰よりもすぐに泣き出すような弱虫で気が弱い子だったくせに、気がつけば毎日のように誰かの家に上がり込んで一緒に食事をとっている。時に見知らぬ人からも声をかけられて、そのお宅に上がり込んで食事をいただく。

で、これが面白くてしょうがない、と自分が感じるのは他の人とはちと違う感覚だったことに気づいたのは、30歳になってからのことでした。

そういう大人になってからこの体質はちょっと違うのだなと気づくことがめちゃ多く、それはつまり個性であることを知るわけです。

こういった、自分の好みとは関係のない、自分の気づかないような普通のことで今まで生きてこれたことに今更ながら驚きます。

いや、こういうとなんの努力もない奴と思われそうですが、それなりに頑張って来たつもりです。というか何度もボロボロになりました。

身体を壊して入院したのは3回ほど。数千万円の借金地獄が15年くらい続きました。自分の身柄以外すべてを捨て去ったこともあります。家もテレビもコタツも、おまけにガスコンロも。他にもまだまだ、失ったものは数え切れません。

それをよくよく知ってくれている旧友たちがいるからこそ僕は今も健康で生きていられることは間違いないです。

でも、それこそいろんな人を取材させていただいて思うのは、僕なんて小僧だということです。凄い人が世の中にはたくさんいるもので。

これは有名無名は一切関係ないです。隣のおっちゃんだってそうかもしれない。本当に凄い人というのは見た目じゃわからないものなんですね。

さて今日も原稿が待っている。物を書くということは昔から最も苦手な作業で、毎回寿命が縮むような思いになります。

でもこればかりは何としてでもクリアしなければならない。でないとただの炊事野郎か流浪人になっちゃうから。

生まれつき持っているものは、そのままでは活かせないということですね。やはり社会とのチューナーを磨いていかないと。

それが僕にとっては書くということです。僕の執筆はいつも地味。自分を売り込むために書くのではなく、出来るだけ忠実にどこかにある事実あるいは物語を伝えたいと思っているから。

僕は言葉を発するということが最も苦手なことでした。こういうと誰もがネタだと思って笑います。

でも本当なんです。人前で喋るなんてのはもってのほか。書くのも同じことで、できれば一生洞窟の中で暮らしていきたいくらい。

でもそこには美味しい料理や素敵な人はいないから。

書く、という作業にまで落とし混んで、初めて人様の役に立てるわけですね。

あー書くのが辛い。ブログならだらだらでいいから気が楽だけど、仕事となると方向性や文字数、表現方法、事実の裏取り、構成、取材先との付き合わせ、編集者チェック、校正などがあり、また違う世界だから。

あ、中にはチェックや校正なんてしない編集社もありますけど、僕のクライアントはどこもそういった厳しい会社ばかり。

あーいつまでもスマホいじってる場合じゃない。いい加減に机に向かわないと。ほな今からシャワー浴びて頑張るとしますcrying

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