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ぶっ飛びのおふくろ

早いもので、おふくろと同居してすでに2か月半となりました。

カミさんが前代未聞の!?専業主婦となり、カミさんとタッグを組んできた(僕は完全に悪者扱い!)おふくろが泣いて喜び、さてどうなることやらと思っていたら、今度はカミさんが参ってきた様子。

病院の中でもきわめてビジーでストイックなところで育ってきたはずのカミさんでもキレることが増えてきました。ま、基本、瞬時にキレる人なんですが、いままでおふくろにキレたのは見たことがなかったのであります。でも。

というのも、おふくろの認知症の進行が止まらないどころか、ますます加速しているのです。特にこの1か月は絶好調。

夜中は毎晩2時間に1回起きてトイレへ行くのですが、それが30分に1回のこともあり、ここのところはトイレから出るものの、台所や廊下を彷徨う、というかほぼ歩けないので呆然と立ち尽くしているのです。

カミさんは忍者みたいな体質なので、トイレのたびに起きて、シモの世話やらベッドへ連れて行ってくれたりしていたようです。とうぜん僕はすやすやと眠ったまま。

でも、昨夜はがんばって起きていたら、確かに何かがおかしい。トイレから出たのかどうかもわからず、でも何か物音が延々としているのです。カミさんが起きる前に僕はベッドを出て見に行くと、おふくろが杖をもって真っ暗な台所に立ち尽くしていました。

なに、どうしたの?

「帰れないのよ。どこにも私の家がない」

あなたの家はここですよ!今夜中だから寝よう!

「あらそうなの?私はどこで寝てるの?」

そこにベッドがあるでしょ?あそこ!

「あら、寝室があるわね。そこで寝ていいの?」

そう。先まで寝てた場所やで。今までも。

「じゃ寝るわね、おやすみ」

とまぁこんな感じ。時間感覚はもう完全になくて、いつが朝で夜かはわかっていません。明るいかくらいかは認識できますが、朝とは何か、夜とは何かがもうわからない。

こんななだから、他ももうバラバラ。

先日は僕が寝ようとしていたら物音がするので台所へ行ったら、真っ暗な中、下半身裸で突っ立っていました。一瞬ビビったけど、尋ねると、「今すぐ着替えなきゃいけない」と言ってきかない。どこかへ行くつもりだったようで。時間は夜の12時半とかそんなんです。

僕のことを親戚の子扱いにするとか、存在しない子供2人はもう定番。同じ質問を5秒おきに何十回も繰り返すとか。

で、一昨日はカミさんの杖も自分の杖だと言ってきかず、ついにカミさんが切れたのでした。

だったらもう私の杖は別においとく!お母さんのとは一切一緒に置かない!!

カミさんはここ4,5年ずっと杖生活だったし、昨年の暮れに大たい骨の大手術を受けたというのもあってまだ杖が離せないのです。(それでもかなり歩けるようになりました!)

でも、まぁキレたとて、誰も面倒を見る者はいないので、その後も頑張ってくれてます。とうぜん僕もできる限りのサポートは続けていくつもりですが、だんだん想像を超える状況もでてきてるし、カミさんがプロと言っても24時間生活を共にしてるわけで、定時や休息日がある仕事という守られた世界とはまた次元が違うのですね。

僕らにとっても未体験なことばかり。

これはケアマネの考え方も影響があります。とにかく保険の適応を欲しがる人と、できる限り家族で支え合うという家もあれば、一刻も早く施設に放り込んでもう帰ってこれなくする家もあるのだとか。

先日、ケアマネと初めて会いまして、夜間サービスや一時宿泊可能な施設もあるとのことで、今色々アレンジをしてもらっているところです。

5月にカミさんが里帰りしたいというので、なんとか実現できるように今あれこれと模索しているところ。

認知症は本当に難しいです。

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