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目下、我々の問題は釣りと女とナン!

先日インド人の友人Aと釣りに行ってました。といっても忙殺の日々で、片道1時間ほどの芦屋の防波堤での2時間フィッシングです。

彼はインド東部コルカタの出身で、海や山や動物など⁈に強烈なノスタルジーを感じるらしく、暇さえあれば郷土話をしてくるのでした。

10歳?11歳だっけかな。最初はコルカタのホテルの厨房手伝いから始め、デリー、チェンナイ、バンガロールなど各地のレストランやホテル厨房で進化。

持ち前の味覚の鋭さ(なかなか凄いのですよこの人が)と料理勘で、特にビリヤニの美味しさと段取りの良さはピカイチかと。

最近はなぜか料理の技術的な部分ばかりがクローズアップされてるようなのですが、本当のプロフェッショナルの妙味はオペレーションにあると思います。

その点で彼のビリヤニはさすが本場と唸ってしまうだけの深さがあります。ほかドーサやウタポン、イディリなどの、それこそ日本ではオペレーションを構築し難い南インドの朝食軽食なども素晴らしい。

オペレーションとは関係のない郷土料理バンガリー料理もちょちょいご馳走になります。

そんな彼と僕との共有点は魚。特に海水魚そのものに強い興味を持っていること。そこで釣りの話につながるわけです。

そんな彼との釣行は今回で2回目。前回は季節外れの極寒で大渋滞にあい、波止場に着いたのは夜8時頃。今回は少し早めの夕刻5時頃。

で、これがまったく釣れない。インドから呼び寄せたばかりの若い嫁さんもいて、最初はキャーキャー楽しんでいたのですが、だんだん退屈そうになり、挙げ句の果てに野ションしてしまう有様。

その波止場は昨年の台風の大打撃を受けており、街灯は途切れ途切れで瓦礫が散乱したまま。とはいえ20代女子の野ションは日本ではあかん!と告げると、大丈夫ハダノ色黒イカラって。

あ、インド人は女性でもけっこう野ション率が高いというかまー早い話が平気なんです。

あまりに釣れず、ただただ潮風にあたるだけ時間は若い人には退屈なようで、先ほどコンビニで厳選して買った(ムスリムなので何かと制限がある)いくつかのビスケットをバリボリと頬張る音だけが波止場に響きます。

しばらくして彼が言うのです。彼女がナンを食べたいってうるさいんでどっかレストラン行きましょう!

ええ⁈あれだけバリボリ食べまくったのにまだ食べるの?

イエス!彼女は日本のフワフワで甘いナンにはまってて。

来日して3、4ヶ月もしてないのに最もはまった外食がフワフワのナンなのだそうです。ちなみに彼のナンはやや甘みがちではあるものの、膨らみが少なくバターも控えめ、というかプライベートでは塗らない、香ばしいインドでよく見るタイプ。

奥さんは料理の腕前は彼が一番と思っているのですが、フワフワナンは別腹だそうで。

結局、釣りは諦めて夜9時頃、大阪の僕の知人のレストランへ。そしてクリームたっぷりのほうれん草カレーとタンドールチキン一個とフワフワナンを一枚平らげました。

僕はもう要らないのでラッシー一杯ご馳走様。奥さんはカレーとチキンは合わなかったみたいですが、ナンには大満足。インドでも外食のご馳走であるナン。ただそれは数あるアラカルトと共に食べる感覚で、日本
のそれは彼らもまた単品でも食べたくなる充実感がるようです。

現代の多くの日本人は単品思考ですから、そこに合わせた食べ物が増えていくのは自然の流れですねー。

さて目下我々の最大の問題は、魚が釣れないこと。これじゃいくらベンガルはこうだ!インドではどうだ!日本はこうだ!と言ったってまったくラチがあかない。

海よ〜どうかお次はお恵みを!

神さま〜どうかご馳走を!

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