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2020.10.17

日本が誇るスパイス『大和当帰葉』

現在発売中の大阪が誇る老舗グルメ雑誌「あまから手帖」10月号奈良サークル特集において、農家と料理人のつながり、として大和当帰の葉『大和当帰葉(やまととうきば)』をテーマに取材を担当しました。

大和当帰葉とは?

特集内にも登場いただいた、益田農園主の益田吉仁さんの言葉を借りれば、

「セロリと同じ仲間のせり科で、日本原産。同じ当帰が伊吹山や北海道にもありますが、特に奈良五条や隣町の下市のものが最高級といわれており、これを大深当帰、または大和当帰と呼んでいます。元来、根を生薬にしてきましたが、最近は葉を食用にできるようになったので新たな特産品として期待しています」とのこと。

少なくとも、聖徳太子の時代から生薬として認識されてきた植物で、その伝統が千数百年もの間受け継がれ、平成24年ついに薬事法で葉のみが非医扱いとなったというのです。

なぜ、奈良の大和当帰が高級品なのか。そのお話は、奈良県果樹・薬草研究センターからうかがいました。

一言で言うと、気候風土、伝統技術、にその理由が隠されていました。食味としては、通常は辛いものらしいですが、奈良産の大和当帰は甘みが強いです。これもまた高級であることの証なのだとか。

薬効面についてもちゃんとした本物の専門家から話を伺いました。これはネットであっても容易に記載できる話ではありません。

現代の日本の医療における正統は西洋医学ですが、明治時代まで、少なくとも聖徳太子の時代から数えて1300年ほどは、漢方ありきだったと言われています。それが明治7年に西洋医学を制度化して以来、日本はずっと西洋医学一筋。

僕が最も興味を惹かれるのは、これが漢方という概念を持つ前から自生していたということです。要するに野生植物なんですね。これこそがスパイスの原点ではないでしょうか。そこに人を健康にしてくれる、健康を維持するための、重要な栄養源や成分が詰まっているというのが、実に実に素敵な話だなと思うわけです。

スパイスは神からの授かりもの。まさにです。

気になる方はぜひ「あまから手帖」10月号奈良サークル特集をご覧ください!10月23日以降は、ジュンク堂書店や紀伊国屋書店などバックナンバーを置いてるビッグ書店へ!

 

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