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ジャガイモ収穫祭 7/6

いよいよ梅雨も本格的になってきましたね。

今日7日は朝からしっかりとドカ雨です。こんな日こそブログを書くチャンス。ここのところ書く時間がなくて、何とか作物ノートだけでもと走り書きしてきましが、今日は久しぶりに文字文字しちゃおうと思います。

天気予報では今日から3日間は大雨とのこと。

7月3日に2株を試し堀していい感じだったので、1週間以内に全部堀ってしまおうと思いつつ、唯一の晴れ間が6日しかない感じだったので昨日急きょスエノブくんと収穫祭をすることになりました。

畝には全部で13株あって、実を摘んだ8~13番のうち12,13番を3日に収穫していますので、6日はまず8番、そして実をつけたままの1番、6、7番を掘りました。

1番は挿し芽分ということもあってか直系3㎝ほどの小さな芋が5,6個ついていただけでした。これはもしかしたら最北側だったこともあるかもしれません。

3日に掘った同じく挿し芽分は最南側にあって、茎は太くて葉の色も生き生きとしており、直系10㎝程の大きなものが2つ付いてましたから。日当たりの具合、日照時間の影響は思ったよりも大きいように思います。

さて、畝のちょうど中央部に位置する6,7,8番株はどうでしょうか。これらは畝の中で最も葉が枯れかけの状態で、茎はやせ細っていました。テントウムシダマシの侵食率も最も高く、実がどうなっているかが気になるところ。

Simg_8723

茎を引っ張るとそれぞれ2,3個直系2,3㎝の小さな芋がついているだけで、さくっと抜けてしまいます。その後スコップで寄せた畝の根元から土を掘り返すと、直系5~10㎝の食べ頃の大きな芋がでてきました。

実をかいた8番と、実をつけたままの6番7番株の差は感じられません。でも、途中で間引き(脇芽かき)した数はそれぞれ違い、6番は5本、7番は4本、8番は3本の茎にしていて、やはり茎の数が少ないほうが大きな芋をつけていることは間違いないです。

茎の数が多い6,7番でも直系10㎝ほどのいいサイズの芋は出てきましたが、それぞれ2個ずつくらいで、それ以外の5,6個は6,7㎝、さらにそれ以外の5,6個は2,3㎝という具合でした。

今後は3本程度まで間引きしてしまおうと思います。味は同じでしょうけど、やはり収穫していかにも出来がいい感じだし、そして何よりも料理しやすいから。

3株を掘っただけでもこの通り。おそらく全部で5キロほどではないかと思います。僕は長年の間、ジャガイモを手に取り続けてきていますので、だいたいの感覚はあっていると思います。

Simg_8727 畝6,7番

Simg_8728 畝8番

3日に試し堀したものはすでにカレー、サラダ、蒸しなどあれこれして食べてみましたが、どれも想像以上においしくて驚きです。香りはそこそこ、甘みがあってほくほくとした日本人好みの感触です。

さて、今回のはどうなのかな。食べるのが楽しみです。

今日は全部を掘ることなく、あといくつかの株を残しておきました。これからしばらく雨ですが、その間、少しでも大きく成長しないかなといった期待して!(芋はちょっとやそっとで成長することはないらしい)

それはそうと同じ圃場の西側隅にあった野良ジャガはどうなんでしょうか。こちらは今年の春に、スエノブくんが育てたニンニクを収穫したエリアです。その際に、昨年植えていたというトヨシロ(ポテチ用の品種)の残りがいくつかあったのです。

こちらも掘ってみると、なんとなんと手当てして育てたキタアカリよりもっと大きくて立派な芋がごろごろとでてくるではないですか!

Simg_8721

この野良ジャガは短くても10か月ほどは眠っていたはず。僕にとってはジャガイモも今回が生まれて初めての栽培だったわけですが、あれこれとネットを見ては栽培方法を調べまくり、どれも追肥や土寄せや水分をよくないとか日当たりをよくするとか防虫はこうすべきだとか、本当に細かくシビアな情報ばかりだったし、僕はその通りにやってきたのですが、この野良ジャガを見て、あれ~関係ないのか!?と思ってしまいました。

栽培管理というものは人間のエゴ!??? スエノブくんに聞くと、まさにその通りだそうで、「それでも土や肥料や防虫やら、ちゃんと管理するとなおいいものがとれる」というのです。なるほどな~

特にオーガニックは神経を使っていろんなことに気を配らなきゃいけない部分と、逆に寛容であるべき部分と、なかなかに繊細なバランス感覚だそうです。

いや~深い!畑。オーガニック。

こればかりは自分でやらなきゃ本当にわからないですね!うん、やっぱりやってよかったとつくづく。

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