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  • (エッセイ・写真)【THE KURATA PEPPER】 (2019)小学館
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カテゴリー「スパイスレシピ」の記事

SNSやらあれこれ

最近、情報ツールが増えすぎてアップアップの窒息寸前です!

って前から言ってる気がするけど(;'∀')

みなさんはやってますか?SNS

インスタやツイッターやFBや。他ブログやなんやかんや。

僕の場合はそこにお世話になっている出版社などのサイトの紹介も入ってくる。

個人のコミュニティに広告はないだろう!という人もいますが、それがレシピの場合、クライアント様のオーダーによってつくられたものであっても確かに個人的感性があってのことだから、オフィシャルと言えばそうだけど個人とも言える。

いや~ややこしい時代ですね。

さらに僕の場合は同じSNSでも、スパイスジャーナルのツイッターやFBも僕一人しかやる者がいない。いや、元々は他の人がやってくれていたんですよ。

でもなんだかんだでみんなうまく逃げていく。結局逃げようがない隠れようがない僕がやるしかなくなるのです。

現在このブログを含めると7チャンネルのツールを切りもりしています。

というわけで、ここであらためて皆さんにわかりやすいように整理してみたいと思います。

 

【カワムラケンジ個人のアカウント】

当ブログ・・・更新頻度はニブイ!ほかのSNSとの連携がない、というかできない!

FB・・・できるだけ小まめに更新しているつもりです。ニブイと月1~2回。頑張って週1回という感じ。インスタと使い分けることが多いです。

インスタ・・・今まで月1~2回の更新でしたがこれがいろんな方からお声があり、最近はできるだけ更新するように頑張ってます。出版社などのレシピ情報があるとまずこちらに告知。でもリンクができないことがわかり、どうしたものかと思っています。結局、リンクをはって誘導しなきゃいけないものはFBになるのかなと思いつつあります。。

ツイッター・・・現在これが一番プライベート純度が高いです。フォロワーも本当につながりのある方がメイン。

note・・・かなりルーズでしたがいろんな方から叱咤されて(笑)最近はちょっと頑張りモードです。

最新マガジンは【カウンターの隣席】。第一話「町の灯り」を2/19に更新しました。カワムラケンジ全体としてはこのページをご覧ください。それなりにこつこつとマガジンを打ちたてています。

 

【スパイスジャーナルのアカウント】

FB・・・スパイスジャーナルのアカウントです。半年に1回?という超亀な更新頻度です。

ツイッター・・・FBよりは更新しています。出版社などのサイトでレシピ更新があった場合はリンクを張るようにしています。が、しょっちゅう漏れてしまう(;'∀')すんませ~ん。

 

【最近のレシピサイト】

モノクロ360Life・・・素材とスパイスの組合せや配合パターンなどについて監修しています。レシピはカレー一点。

あまから手帖オンライン・・・畑や仲間の話を盛り込みながら、今日の家庭で使えそうなスパイスレシピ(ノンジャンル)を提案しています。

以上です。ややこしくてすんませ~ん。

レシピはインスタに集約!

奇跡の記事連投でです!そりゃ大阪に雪が降るわけだ。

今後、カワムラケンジ作のレシピはすべてインスタに集約することにしました。といっても詳細テキストはそのさらに奥となってしまいますが。とにかくトピックはインスタにあり、です。インスタネームは kenji_spice

今日は「大根のサブジ」をアップデートしています。

ここでは「おでん大根」というものを使っていますが、もちろんスーパーにあるかどうかわからないので、もしなければ一般的な(青首系)の大根でもかまいません。

ただし、その場合は記載しているレシピよりももう少しだけ長めに火を入れることをおすすめします。

大根葉があれば、それも加えるとなおおいしいです。その時は塩加減もお忘れなく。

僕はSNSであれ雑誌であれ料理教室であれ、とにかく皆さんに公開するレシピはすべて本当に家で作ってきているものです。あるいは1998年に創業した日替わりインド料理『THALI』(三重松阪)などで実際に作ってきたもの。

決して流行っているからどこからかの受け売り、パクり、アレンジではありません。

僕のレシピは家の冷蔵庫の都合で出来上がっていることが多く、それ以外に店の在庫の都合、最近では畑の都合で創出していくのが特徴です。

パクる、のではなく「人から学ぶ」ことはありますよ。言い方の問題でなく、本当に頭を下げて「教えてください」と言って学んだもの。インド料理においてはインド人の先生がたくさんいます。実際に師匠として長い時間しっかりとしごいてくれたインド人もいます。

僕個人は不器用ものですが、伝授してくださった方々が大勢いる、という点だけは誇りに思っています。

僕は昔から一般家庭でできるものを、ということをテーマにしてきています。

もちろんクライアント様のオーダーによっては困難なものも担当します。ただ、SNSやネットではできる限りみんなができるものを、と考えています。これは昔から一貫してます。

というわけで奇跡の連投でした。

みなさんぜひインスタをご覧くださいまし!

連載「カワムラケンジのスパイスな一皿」

オンラインでの連載が始まりました!こっちの都合出し(結果不定期)ちゃいますよ、月刊です、いちお。

ウェブでの連載は縛りが少ないですからね~。でも今回の連載は関西が誇る老舗グルメ雑誌あまから手帖のウェブサイトです。

なにやら今夏9月から大々的にリニューアルしたそうな。そのリフレッシュコンテンツの一つに僕の連載も参加したという流れなのかな。

タイトルは「カワムラケンジのスパイスな一皿」

毎回何か一つのスパイスを用いたレシピ&エッセイです。

そう単なるレシピじゃないんですよね~。もちろん僕のレシピはどっかのパクリやつぎはぎコピペではなく、すべて自身が捻出した一次データであることはいつも通りです。

でも、今回はエッセイとの二本柱であるのがポイント。

僕は元々リアルタッチが得意なライター。人のものを盗むという感性が元々ゼロなんです。自身の経験、行動、視点からでしか書くことができない。

なのでわかる人が見たら共感してくださる可能性が高く、わからない人でも面白がってくれることが多いみたいです。そのおかげで今まで30年近く物書きを続けてこられたのだと思います。

その中で、もっとも僕の感性を理解し、上手にコントロールしてくれる編集者がなかもっちゃんという、雑誌業界では言わずと知れた名編集者です。

なぜ彼女が名編集者になれたのか。それは人を見抜く目が鋭いことと、常に入れ込み過ぎず客観的に見る力があること、そして何よりも彼女は飲食業界のすべての「人」を愛しているということです。これに尽きる。

決して、この会社にいることが他者よりも優っているというステータスがあるとか、生活安定のために健全な企業だからとか、誰よりも飲食店を知っていることをひけらかしたいとか、そういったダサい人ではないのです。

とにかく彼女は飲食業界「人」を愛してやまない。だからそこにランクもない。汚い小屋のたこ焼きのおっちゃん、ガラの悪い屋台の兄ちゃん姉ちゃん、下町の食堂、若い経営者のカフェ、星が付くような高級和食からレストランまで隔たりがないのです。愛しているからそんなの関係ない。

極端な話、少々アホでも、文字や言葉を知らんでも、写真も下手でも、そんなことどうにかなるんです。一番の肝があれば一流のプロになる。そのことを彼女は生きながらにして証明してますね。

そんな彼女から今回声をかけていただいたのだから、内容やルールがどうであれ僕は断る理由がない。

そうやってできたのがレシピ&エッセイです。

現在すでに3話目まで進み、担当は若い女性編集者がやってくれてますが、少なくとも近所の人、犬友、畑仲間など僕の回りではめちゃんこ好評です。

一話目が難しかったからもっと簡単なのにしろとか、インド料理をやってくれとか、たまには難しいのも入れて、とか、まぁさすがほぼ全員が女性なので、らしいご意見がバンバンと飛んでくる。これ、飲食店をやっていた時代とまったく同じ。僕がやる店はなぜかどこも正直に言ってくれるお客がたくさん集まってくる。店をやっていない今でもどうもそうみたい。直接お会いしたことのない読者も増えていくとこれほど嬉しい話はないです!

僕はSNS、ブログの扱いがまったくなっていない(いちおは頑張っているつもりだが!)アナログ人間なので、こうやって編集者や雑誌社が敷いてくれたレールのおかげでなんとか行動できています。共に活動してくれてるみなさんにもベリー有難う!

ぜひご覧ください!

「カワムラケンジのスパイスな一皿」

レシピ『BE-PAL.NET』

今日は土砂降りの雨。なので畑日誌じゃございません。

で、先ほどたまたま『BE-PAL.NET』にもレシピを書いていたことを思い出しまして、せっかくのブログを多発している今日この頃ですので、この勢いに乗って当ブログでぜひご紹介したいと思った次第です。

テーマは今回のコロナ禍において、少しでも自己治癒力?免疫力??があがるんじゃないかな!?というもの。もちろんすべてwithスパイスのレシピです。日本・インドのアーユルヴェーダに精通した友人や薬剤師の人たちからアドバイスをもらいながら整理したものばかりです。

特徴としては、おそらく100均、庶民派スーパーなど、どこでも最も入手しやすいであろうスパイスで、薬効もかなり期待できるターメリックを使ったレシピを集めたことです。その上、今すぐできる、誰でもできる、家でできる、という3できる、ってのがコンセプトなので、皆さんにも簡単に作ってもらえると思います。では、さっそく説明していきます。

Sdscn4132-2 インド人の家に行くと必ず置いてあるのが、ターメリック、クミン、レッドペパー。味噌、醤油みたいなもんですね

スパイス:ターメリック(BE-PAL.NET)*レシピ詳細はこちらをクリック!

カレーに欠かせない、南アジアで最も多用されるスパイス。黄色の着色料、染料としても使われています。抗菌作用があるとのことで、特に肉類や魚介類などの下ごしらえに一振りすることが多いです。

1.イエローライス

黄色いライスですね。インドの場合、元々はサフランライスが主流だったのですが、最近はリーズナブルなカレー屋さんが増えたこともあり、あちこちで見かけるようになりました。ただターメリックを混ぜて炊くだけでは粉っぽくなりやすいので、今回は粉っぽくならず、甘みが出て、色も艶やかなイエローライスの作り方をご紹介。カレーのお供にはもちろん、アジア料理全般のお供に楽しめます。ぜひ!

2.大根漬け

多くのスパイスは味、成分とも酸性のものととてもよくあいます。多くのスパイスがもつ、えぐみや渋み、苦み、時にアクなどを、酸性の特にレモンやライムなどの果汁、ヨーグルト、ビネガーなどで和らげると共に、食欲を増進させ、より抗酸化作用を維持できるというナイスコンビなのです。

3.黄色いマヨネーズ

一瞬レシピです。マヨネーズに混ぜるだけ。先述の通り、油と酸味がそこにあればもう何でもOK!ターメリックは色もきれいで食卓が楽しくなります。あたりめ、お好み焼き、サラダ、何でもござれ~!

カロンジ:ベジタリアンフードやアーユルヴェーダ医療でよく使われます。

4.カロンジポテト

4つめだけ、ターメリック+カロンジ、という聞きなれないスパイスを加えました。黒ゴマのような形ですが、実はけっこう辛いです。コロナ禍においてインドで多用されているとインドの友人が話してくれました。アーユルヴェーダでは、鎮咳、肺炎など、風邪の諸症状に効果があるとされるからです。ただ、このスパイスは100均にはまずない。インド系スパイス問屋には必ずありますがそんなところへ行けるわけがない。そういう場合はネットです。ただ、あまり使われる物じゃないのと、使っても少量なので、正直20グラムもあれば十分。ならいいや、となる方も多いと思うので、そんな時はクミンやガラムマサラ、カレー粉など冷蔵庫で眠っているスパイスがあればそれを入れてもOKですし、なんだったらいれなくてもいいくらい。ターメリック、ニンニク、ショウガ(これはレシピに入れてないけど入れてもおいしいです)、塩だけで抜群においしいポテトができます!

ということで、ぜひぜひ、ご参考にしてみてください!

Sdscn5961 ターメリックとは日本語でウコン。沖縄や鹿児島で古くから生産されてます。秋ウコンが料理用スパイスになります。

S-11 一度プランタで栽培したことがあります。ショウガ科なのでそのまま土に埋めるだけでOKというパワフルさ!

他にも、スパイスに関するいろんな話を書いているのでぜひ読んでみてください!

『BE-PAL.NET』カワムラケンジコーナー(最近更新してないけど!)

 

 

レシピ『YEBISU MAGAZINE』

『畑ふわふわ日誌』に夢中な今日この頃ですが、先ほど突如閃いてしまいました。

今回は『YEBISU MAGAZINE』に掲載したレシピをご紹介したいと思います。そう、あのサッポロビール・ヱビスビールのオフィシャルマガジンです。

僕は2020年度の制作を担当させていただいてたんです~。

コンテンツは大きくコラム、ロケ、レシピの3つありまして、コラムでは新米と神様の関係、山を楽しむこと、アウトドアでのビールの楽しみ方、サマーギフトのマナーなどをテーマに執筆。ロケはハモの本場京都錦市場へ、金目鯛の聖地・東伊豆の稲取漁港などへ。そしてレシピはざっと8品ほどあります。

あくまで僕はクリエイターの一人にすぎませんが、それでもレシピについては「with Spice」とカワムラケンジ節のオーダーをいただいてました。

これはサッポロビール・ヱビスのウェブサイトなので、もちろん大勢のファンの方々がご覧になっていると思うのですが、よく考えたら、僕個人とご縁のある方にもぜひ見ていただきたい!と思ったわけです。

とりあえずコロナ禍による緊急事態宣言が来月まで延長されるということなので、今回はレシピのリンクをずばっと張っていきます。

ヱビスビールの媒体なので、こだわりがテーマとなっていますけど、中には素材にこだわっているだけでレシピそのものは超簡単ってのもあるので、ぜひご参考にしてください。

ちなみにウェブサイト内の写真は、制作会社により毎回イメージなど一部はレンタルしているものの、殆どはカワムラテイクです。下記には僕の生写真(未使用分。念のため転載はしないでください!)を張っておきます。それでは楽しいwith Spice な自炊生活を!


『とり天』★with Spice

リーズナブル、本物の味、超簡単!できれば粉山椒と塩だけはいいものを

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『夏野菜のパクチーソース和え』★with Spice

夏が旬のカラフル野菜をたっぷりおいしく楽しもう!辛くないスパイシーの魅力をご提案。

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『サーロインステーキ ペッパー味噌ソース仕立て』★with Spice

おうちでできる本格的なステーキの方法をご提案。できるだけ上質な粗挽き黒胡椒とニンニクを使うのもミソ。「牛肉の味噌漬け」レシピも後半に付録

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『秋の味覚シリーズ』

「ぎんなん」フライパンで焼く方法とレンジで加熱する方法とは。「サンマ」生のサンマの処理方法と焼き方。「松茸」の下ごしらえと食べ方。ここだけスパイス関係ないっす~

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『ヱビス風トンポウロウ』★with Spice

シナモンとスターアニス、そしてヱビスビールが決め手の中~上級レシピ

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『餃子ラー油鍋』★with Spice

香菜や豆板醤、花椒どっさりのおうちで手間暇をかける本格派レシピ

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日本が誇るスパイス『大和当帰葉』

現在発売中の大阪が誇る老舗グルメ雑誌「あまから手帖」10月号奈良サークル特集において、農家と料理人のつながり、として大和当帰の葉『大和当帰葉(やまととうきば)』をテーマに取材を担当しました。

大和当帰葉とは?

特集内にも登場いただいた、益田農園主の益田吉仁さんの言葉を借りれば、

「セロリと同じ仲間のせり科で、日本原産。同じ当帰が伊吹山や北海道にもありますが、特に奈良五条や隣町の下市のものが最高級といわれており、これを大深当帰、または大和当帰と呼んでいます。元来、根を生薬にしてきましたが、最近は葉を食用にできるようになったので新たな特産品として期待しています」とのこと。

少なくとも、聖徳太子の時代から生薬として認識されてきた植物で、その伝統が千数百年もの間受け継がれ、平成24年ついに薬事法で葉のみが非医扱いとなったというのです。

なぜ、奈良の大和当帰が高級品なのか。そのお話は、奈良県果樹・薬草研究センターからうかがいました。

一言で言うと、気候風土、伝統技術、にその理由が隠されていました。食味としては、通常は辛いものらしいですが、奈良産の大和当帰は甘みが強いです。これもまた高級であることの証なのだとか。

薬効面についてもちゃんとした本物の専門家から話を伺いました。これはネットであっても容易に記載できる話ではありません。

現代の日本の医療における正統は西洋医学ですが、明治時代まで、少なくとも聖徳太子の時代から数えて1300年ほどは、漢方ありきだったと言われています。それが明治7年に西洋医学を制度化して以来、日本はずっと西洋医学一筋。

僕が最も興味を惹かれるのは、これが漢方という概念を持つ前から自生していたということです。要するに野生植物なんですね。これこそがスパイスの原点ではないでしょうか。そこに人を健康にしてくれる、健康を維持するための、重要な栄養源や成分が詰まっているというのが、実に実に素敵な話だなと思うわけです。

スパイスは神からの授かりもの。まさにです。

気になる方はぜひ「あまから手帖」10月号奈良サークル特集をご覧ください!10月23日以降は、ジュンク堂書店や紀伊国屋書店などバックナンバーを置いてるビッグ書店へ!

 

動画立て続けに2本目~!

いや~骨が折れる!


たいへんですね、動画って汗汗汗💦


コロナ禍の自粛モードの中で思いついたユーチューバーですが、なめてました。にわかにはできませんね、これも。


最初は週刊でいけるだろう!なんて思ってましたが、1本目をアップロードした時点で隔週刊かな。で、今回で月刊だな、とずるずる。


素材はけっこうあるんです。一眼レフでとったものが。


でも、最大の問題はPCでできないこと。動画ソフトがあるようなんですが、検索しても意味がほとんどわからない。僕は竜宮城から戻って間がないから。


だから今回2本目もiPhoneで編集しました。よってBGMも1本目と同じです。これを作るのに1週間かかってます。


よくよく勉強して、動画ソフト購入して、それからでしょうね!


今回のテーマは、子供でも年配の方でもおいしく食べられる、手作りカレーです。


これは昔からあちこちで紹介してきました。雑誌や本、イベントでも。その動画版ということです。僕が昔からやり続けているスパイスキットも、基本的にこの作り方でOKです。


参考にはなると思います。12分以上と今まで作った動画で最も長くなりましたが、まーいいかと。


中身はばっちりなので、ぜひぜひ観てやってください!でもってチャンネル登録もぜひ。この数が多くなると、たぶん隔週刊が現実的になると思います。


あーぼちぼち仕事が忙しくなってきたぞ!どうなるんだこの先!!


ほな。


 

「カワムラケンジのスパイスクッキング」というYouTube動画

このコロナ禍による緊急事態宣言の間に作ってみました。YouTube動画。


チャンネル名は「”Maido" in Japan」


お、この名前を聞いたことあるで~と言うあなた、相当なカワムラマニアですね(笑)


実はこの名前でのチャンネルは2010年から開設しておりました。2010年3月に創刊した、日本初(世界初!?)のスパイスをテーマにした専門誌【Spice Journal】に合わせて、そのPRや、取材裏をまとめて編集していたのです。


ただ、この時の動画はあくまで【Spice Journal】のPRが目的でしたので、そのイメージを伝えることを優先していて、ニュース性や情報性は二の次にしていましたから、今回作った動画とは全く違う世界です。


根かい作った動画は、とにかくクッキング(ハウツー)、調理法を伝えるものです。


これは昔からたくさんの人から「動画作ってくれ」と言われ、忙殺状態でいると今度は「クラシル?(レシピ動画サイトですか?)みたいなんやってくれ」となって、なんのこっちゃ?と思っていたら、「ユーチューバーになれ!カワムラはしゃべりもできるし声がいいから」と嬉しいことを言ってくれるも、それは新手のラジオかオーディオだとずっと信じてきたという事実。


それほどに目先の仕事に追われ、急ピッチで激変していく現世を理解できていなかったということになります。いやはや、コロナ禍騒動のおかげで少しは浦島太郎も目が覚めました。


で、この緊急事態宣言による自粛中ではありますが、5月に入り、ようやく今時の動画事情の先っぽくらいが分かってきたといいますか。


というのも、最初PCであれこれ触っても動画編集ソフトが見当たらず、おかしいなと思ってネットで調べると、なんとWindows10には動画ソフトとは入っていないのですね!(;・∀・)


なんでやね~ん!?と思ってあちこち検索していたら、なんとなんとiPhoneだけで編集できるというではないですか。もちろん、iPhoneで撮影したもの、というのが前提ですが、他のサイトを見ていると、以前にカメラや古い携帯で撮ったものでも、一度iPhoneに取り込めば何とか編集できてしまうって話も。


これについてはまだ試してませんが、とりあえず先日、小学館BE-PAL.NETで、「スパイスを日常に取り入れよう!ターメリックを使った簡単レシピ4」という記事がアップデートされるのに合わせてやってみたのが「カワムラケンジのスパイスクッキング」【Yellow Rice】です。


これ、iPhoneだけで撮って、iPhoneだけで編集したんです、すごくないですか!?え?そんなの当り前???いやいや、仕事ばかりの忙殺男としては、これは2000宇宙の旅か、1970大阪万博くらいショッキングなことで(;・∀・)(*両方古いな~)


今までカメラやPCを何度も何度も買い替えたりしてきたのはなんだったのか!?こんなちっぽけなiPhone一機で全部できてしまうとは!しかも、すこぶるレベルが高い。やばい機械ですね。


ついでに「動く!スパイスジャーナル」と題した最新版イメージ動画や、昨年いったカンボジアやネパール(エベレスト)などの、旅動画も作ってみたりしましたので、ぜひこちらも観に来てください!


今回は単なる動画編集ではなく、YouTube動画。PCに入っていたソフトで単独に作るのではなく、YouTubeのフォーマットに合わせて作った動画ということです。


なのできっと見やすいかと思います。


あとは、これをどうみなさんに観ていただけるようにするのか?当面はこのブログと、カワムラケンジ公式サイトで2本のみ紹介していこうと思っています。


できれば週刊!ええっと隔週刊!!もしかしたら月刊!?いやいや、できるだけ週刊を目指して頑張りますので、これからはこちらもぜひ観てやってください。仕事ではとにかく広く、日本全国の方に向けて、というスタンスですが、こちらは実に実に個人の世界あるのみです。


さて、次なる問題は、今まで撮りだめてきた動画をいかにしてiPhoneに取り込めるか、ということです。こちらについてもネット検索しまくってみるとします!


ほな!


 

カワムラケンジとはこういう人間です!

なぜあらためて自分の話をするのかと言うと以前、料理TV番組「NHKきょうの料理」に出していただいてしばらくたった頃に、郵便局へ行ったら職員の方からこんなことを言われたからです。

「お店へ行ってきましたよ!箕面のスパイス料理研究所」

いやいや、僕は現在お店はやってませんよ!それ2007年の話。で、やっていたのは『スパイス料理研究所club THALI』という屋号です。その店の名はなんですか?

「いやぁ詳しいことは覚えてないです…そこカレー屋さんでした」

僕はいろんなスパイス料理をワンプレートに載せて提供するスタイルです。それをインドの言葉でターリーと言います。

「そんなんじゃなかった…」

でもおいしかったんでしょ?だったらそれはそれでよかったですね!

「ふふ、そうですね!」

と、このように街だけでなく、同じ料理研究家業界でも一時期東京の何人かからおもくそパクられまくりのベンチマークされまくられていました。

なわけで、ここであらためてカワムラケンジのことをお伝えしたいと思った次第です。

 

カワムラケンジがやってきた5つのスパイス系の事業(年代順)

(1)『スパイス10割石臼自家製粉カレー P AGE HILL』・・・1997年、スパイス自家製粉の店。今でいうスパイスカレーの原点ともいえるカレーのランチ限定ショップ(料理法はあくまでインド料理)。大阪・箕面の古巣「P AGE BAR」で間借り開業。1998年2月、松阪転居に伴い終了。

(2)『THALI』(ターリー)・・・1998年夏、三重・松阪で独立開業。店名はインドの定食を指す。それまでインド料理と言えばカレーライスばかりだったことに対して、もっともっと幅広くて奥深い世界だということを伝えたくてこの屋号に。2001年1月にクローズ。その後、大阪へ戻る。

(3)『スパイス料理研究所 club THALI』・・・2007年、大阪・箕面に開設。書斎とキッチンを併設したことでこの名前を思いつく。当時は料理研究業、調理撮影、著述業をしていた(今も同じか!)。毎週日用のみ食堂に。本業(料理研究・著述)の傍らでの営業のため屋号を『club THALI』とする。翌年夏、カミさんが大病を患いクローズ。

(4)『club THALI online』・・・2008年に開設したオンラインショップ。1998年『THALI』の味を基本としたスパイスキットやガラムマサラ、チャートマサラ、チャイセットなどから販売開始。現在継続中。

(5)『Spice Journal』・・・2010年3月創刊。当初は季刊、3年目より年3回刊、スパイス付録付き、定期購読システム、A4判型、中綴じ後に無線綴じ。スパイスのみをテーマとし、旅、レシピ、薬学、栄養、ヨーガ、漫画、イラスト、人、メニュー、農、スパイスそのもの、など多岐に渡る。すべて英語バイリンガル。手売りで定期購読を募ることから始め、半年後にラジオ(J-WAVE)で取り上げられたことで一気に読者が爆増。何軒かの書店でも扱ってくれることに。2022年12月現在、実売総計32000部超え。

 

僕カワムラケンジはこんな顔です!

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僕カワムラケンジの特徴

A.僕の編集企画や料理のアイデアは、あくまで自分が経験してきたことの中から生まれます。例=おふくろの介護→おうちでできる優しいスパイス料理、子供や年配者が楽しめる柔らかなスパイス料理

B.極度のオリジナル志向です。意図してやっているのではなく、子供の頃から興味を持った物事にひたすら夢中になってしまう体質なのです。逆に言うと興味のないことにどうしても集中できない。なので小学生の頃から、国語・社会・理科などの授業中は深いこん睡状態に陥ってしまい、先生に怒られるのである頃から一人で絵を描いたり彫刻をし続けたら、もっと怒られるようになりました。小学生時代に作ったものは机上のゴルフ場、全教科書の上下前後4テーマのペラペラマンガ(友人の教科書も)、似顔絵集、月刊マンガ「おやじの仮面ライダー」など。中学時代は外タレの音楽に自分の声やエレキギターの音をミックス録音した奇妙なテープを無数に作成。高校時代は8㎜映画2本。図画工作、美術系、そして英語だけは常に学校でもトップクラスという不思議。

C.流行に疎い、らしいです。なのでトレンドの群れの中に常にいない(笑)

以上です。ここまで目を通していただきありがとうございました!

 

カワムラケンジのパーソナルサイト「Kawamura Kenji」

SNS

1.カワムラケンジ プライベートのツイッター「カワムラケンジ(Spicejournal)」

2.スパイスジャーナルの公式ツイッター「スパイスジャーナル」

3.カワムラケンジ プライベートのFB「河村 研二」

4.スパイスジャーナルのFB「Spice Journal」

5.カワムラケンジのインスタグラム「kenji_spice」

雨にも風邪にも負けないイエローライス

新型コロナウィルス感染症がたいへんですね。我が家では、おふくろがお世話になるステイが出禁となってしまい、離散を余儀なくされてしまったわけですが、ここは介護に疲れたカミさんの静養のためと前向きに考えるようにしています。また、僕自身の山積していた仕事も少し落ち着いたし、5年ぶりの大掃除もようやくできました。

そして、次がこれです。レシピ動画。もう何年も前から本当にたくさんの人から要望をいただいていたのですが、それこそ日々忙殺でこういうことまで勉強している暇がなくて。

でも、ようやくできました。はじめの一歩は、とりあえずスーパー簡単なイエローライスです。本当はもっとスパイスやら野菜やら入れたくなるのですが、ややこしくなりますから、ここは逆にとことんシンプルにしてみました。

インド料理に実際にあります。何が本当というのは説明するのが難しいのですが、人それぞれ違います(笑)

ターメリックだけでもいいのですが、ここはやはり「カワムラケンジのスパイスクッキング」ですので、ヘルシーロジックにいってみました。

使うスパイスはおそらくご近所のカジュアルなスーパーにもあるだろう的な、ターメリックと粗挽き黒胡椒です。

これとオイル、塩があればできます。お米はあえて日本米を使用しました。アジアのお米はもちろん本場の夢を味わえますが、すごくおいしいんですよ、日本米が。

そもそも、日本に住むインドやその周辺諸国の人たちは、みんな口を揃えて言います。「日本にきて最もハマるのがご飯」だと。「一度この味を覚えたらもう戻れない」とも(笑)

いや、ほんまの話です。この話を日本の農家の方に言いたくて言いたくて。米の本場のインド人がハマるんですから、日本のお米はやっぱり世界一ですね!

今回ターメリックと胡椒を選んだ理由はもう一つあります。それがクルクミンとピペリン。前者はターメリックの成分で後者が胡椒の成分です。

それぞれ薬効成分として知られていますが、前者だけだとなかなか体内に吸収できないらしいのです。それをピペリンと結合することで吸収しやすくなるというわけです。

詳しい話は拙著「おいしい&ヘルシー!はじめてのスパイスブック」(幻冬舎)にも書きました。また、最近ずっと書き続けている小学館BE-PALネットの記事にも。こちらは5月6日アップデートです。このブログでも触れているのでまた見に行ってみてください。

幻冬舎plusのサイト記事。

当ブログ内のターメリックに関する記事。

小学館BE-PALネットでのカワムラケンジの記事。

ご飯だと毎日でも食べられます。自分で作ったカレー(本場風でもスパイスカレーでもルーでもレトルトでも行けます)、シチュー、オムライス、チャーハン、なんでもござれ。

またオイルと共に炊くので、米がよりプリッとした歯応えになりうまみが増します。もちろん冷凍も可能。ぜひご活用ください!

今回のブログはSNSに先駆けてアップデートしています。5月のBE-PALネットで記事がアップデートされてからSNSにも出す予定です。